毎年注目されている!PANTONEが決める10年間の流行色まとめ
2017年05月26日
色見本の制作で有名なアメリカのPANTONE(パントン)社が、翌年の「color of the year」を発表し、その年のトレンドを決めています。
PANTONEカラーは、実に7000色。
それぞれの色に#番号と色名がついており、毎年一色が選ばれて、世界のプロダクトデザインのカラートレンドを方向付けています。
2017年:
2017年のトレンドカラーは「Greenery(グリーナリー)」。
薄い緑色は、若葉のような活気に満ちあふれた色です。
明るい若草色は、気持ちを朗らかにしてくれます。何かを始めたくなる、若々しい色です。
2016年:
2016年は「Rose Quarz(ローズクウォーツ)」と「Serenity(セレニティー)」の2色が選ばれました。
淡いピンクと静けさのある薄い青(アイスブルー)です。
対比的なカラー選定には、最近のジェンダーレスな好みが影響しているのだとか。
とても美しい色で、アパレルで人気のグレーとも相性バツグンです。
2015・2014年:
2015年は「Marsara(マルサラ)」。
血色を思わせる渋い赤はとても個性的で、大人びた赤でした。
2014年は「Radiant Orchid(ラディアントオーキッド)」。
輝く蘭の色という意味です。薄い紫色がとても上品です。藤色、胡蝶蘭の紫色というと分かりやすいかもしれません。
2013・2012年:
2013年は「Emerald(エメラルド)」宝石のエメラルドが持つ、美しい輝きを持つグリーンです。
2012年は「Tangerine Tango(タンジェリンタンゴ)」渋めのオレンジ色で、秘めた情熱を感じさせる色です。
2011・2010年:
2011年は「Honeysuckle(ハニーサックル)」ピンクらしい濃いめのピンク色です。
甘めの色合いはアクセントカラーとしてもきれいに映えます。
2010年は「Turquoise(ターコイズ)」。
深海を思わせるターコイズブルーは、マリンテイストが好きな人に大人気のカラーです。
2009・2008年:
2009年は「Mimosa(ミモザ)」。
鮮やかなイエローは、見ているだけで元気が出てくるビタミンカラー。
2008年は「 BLUE IRIS(ブルーアイリス)」。
アイリスは日本でいうとアヤメや菖蒲のことで、深い青紫色は着物にも使われている美しい色です。
(まとめ)
こうして見てみると、カラーバリエーションというのは実に豊富で、奥が深いものだと感じます。
毎年春夏、秋冬とトレンドが移り変わる中で、これからどんなカラーが人気を集めるのか、とても楽しみですね。
カテゴリ: ファッション用語マネキンお役立ち情報