商品知識としてぜひ持っておきたい、洗濯表示のこと

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服のお手入れとして大事なのがお洗濯。いろいろな素材の服がある中で、気をつけたいのが洗濯表示です。平成28年12月1日から、新しい洗濯表示システム「新JIS」が始まりました。正しく理解しておきましょう。

 

■洗濯表示は5つ

洗濯表示は従来も新しい表示も5エリアに分かれています。洗濯の仕方・漂白の仕方・乾燥の仕方・アイロンのかけかた・クリーニングの種類です。統一した国際基準にすることで、輸入衣類の洗濯も正しく行えるようになりました。

 

■洗濯の仕方

洗濯機のかたちと手洗いのかたちの2種類があったのが、1種類のアイコンになりました。手洗いは文字でなく手のかたちが付記されます。水温は従来通り数字で40°などと表し、水流の強さは横棒の数で表します。

 

■漂白の仕方

これまでフラスコのかたちだったのが、三角形のアイコンに変わりました。単なる三角形なら酸素系・塩素系漂白剤が使えます。三角形に斜めの線が2本入っていたら、酸素系漂白剤のみが使えます。三角形にバッテンがついていたら漂白剤は使えません。

 

■乾燥の仕方

これまで服のかたちをしていたのが、正方形のアイコンに変わりました。正方形に縦線が1本入っていたら「つり干し」、横線が1本入っていたら「平干し」。さらにぬれ干し(脱水しないで干す)表記が新たに追加されています。縦2本線は「ぬれつり干し」、横2本線は「ぬれ平干し」になります。

 

さらに新たに「タンブル乾燥」という表記が加わりました。タンブル乾燥(タンブラー乾燥)とは、コインランドリーなどで見かけるようなドラム式洗濯乾燥機を使って乾燥させることです。熱と風で短時間で乾かす方法なので、素材を傷める可能性が高いため、デリケートな衣類には使えません。

 

新しい表示では、正方形に円が入っており、さらに点が2つ付いていれば「タンブル乾燥」ができます。バツが付いていれば「タンブル乾燥」はできません。

 

■アイロンのかけかた

これまではアイロンのかたちに「高・中・低」と温度表示がされていました。国際基準となるに合わせて、漢字表記ではなくなります。アイロンのアイコンの中に「・・・」なら200°(高温)、「・・」なら150°(中温)、「・」なら110°(低温)となります。

 

■クリーニングの種類

これまでは「ドライ」と書かれていたものが、日本語表記ではなくなります。丸にバツは「ドライクリーニングできません」、丸にPと書いてあればパークロロエチレン系溶剤のドライクリーニング、丸にFと書いてあれば石油系溶剤のドライクリーニング、丸にWと書いてあればウェットクリーニングができることを表しています。ウェットクリーニングとは、ドライクリーニングすべき服の水溶性の汚れを、水を使って落とす方法です。

 

(まとめ)

新しい洗濯表示はデザイン性が高く、いったん慣れてしまえば分かりやすい表示のようです。これから生産される服に使われますから、お客様に聞かれたときに困らないようにしておきましょう。

いくつ知っていますか?日本が誇るデザイン、和柄について

 

 

日本には独特の色合いもありますが、デザインもあります。着物の柄などでよく使われている素晴らしい和の柄。正確な名称についてもぜひ知っておきましょう。

 

■青海波(せいがいは)

海の波を模様化したもの。もともとはシルクロードから日本に伝わった文様だといわれています。「源氏物語」の中で光源氏が舞う舞としても登場し、今でも雅楽の舞として残っている大変古いデザインです。

 

■麻の葉

六角形のかたちをした幾何学デザインで、平安時代から使われている柄です。麻は丈夫で早く育つため、すくすく育って欲しいという意味を込めて、子どもの産着などに縁起物として使われてきました。

 

■矢絣(やがすり)
破魔矢の矢の文様が繰り返されるデザインです。破魔矢には魔除け、邪気除けの意味があり、家を新築する際の上棟式でも用いられます。明治・大正時代に袴と合わせて女学生の服装として人気がありました。今も、卒業式の袴姿で見ることができます。

 

 

■七宝(しっぽう)

縁起柄として振袖や帯の柄などに多く使われている柄です。同じサイズの円を延々とつなげていくことから、円満や人とのご縁、子孫繁栄などの意味を表しています。

 

■鹿子(かのこ)

漢字の通り、鹿の子の背中の模様を模したデザインです。鹿の子という和菓子も同じで、あんに小豆や栗をつけて子鹿の背中のまだら模様を作ります。振袖や七五三の着物で使う絞りの帯揚げとしても有名です。

 

■豆絞り(まめしぼり)

水玉模様といえなくもないのですが、正式には豆絞り(まめしぼり)といいます。水玉と違うのは、丸が豆粒ぐらいの小さいサイズであること。絞り染めの文様だったので、豆絞りといいます。手ぬぐいの柄としてもお馴染みですね。

 

■市松(いちまつ)

正方形が交互につづくパターン。江戸時代の歌舞伎役者である佐野川市松という人が衣装に取り入れていたことから、この名がついたとされています。

 

■唐草(からくさ)

風呂敷の柄としても有名ですね。つる草の様子を意匠化したもので、世界中に類似のいろいろな文様があります。唐草文様もアラベスク模様を日本的にアレンジしたものといわれています。

 

■亀甲紋

亀の甲羅を模したお目出度い柄です。家紋にもよく用いられています。すでに飛鳥時代から使われていたともいわれる、とても古いデザインです。

 

(まとめ)

着物や帯、風呂敷や手ぬぐいなど、身近な和の物にたくさん使われている和柄。よく見ると、日常生活のあちこちに登場しています。洋風の生活が多い私たちですが、上手に和もの、和柄も取り入れていきたいですね。

日本人の感性あふれる伝統色「和カラー」について

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色には国や民族ごとに特徴があります。特に、染色に使われる色には、その国ならではの独特な色が見られます。日本の色、和カラーにはどんな色があるのでしょうか。

 

■一つの色に、実はいろんなニュアンスがある

色は国際的に「RGBカラー」というもので表されます。RGBカラーは#FFFFFF(白)、#000000(黒)といった形で表されます。和カラーも近い色をRGBで表すことはできますが、100%同じ色は表現できません。

 

和の色はとてもバリエーションが豊富で、同じ緑でも実にいろいろな色があります。苔色や青苔、笹色や古茶、緑茶など、聞いただけでもどんな色なのか想像力をかきたてられます。

 

平安時代から用いられてきた伝統色も多く、萌黄色(黄みがかった明るい緑、黄緑)や若草色(鮮やかな黄緑)などは今も馴染みが深い色ですね。

 

■花木の名前がついている和カラー

「ざくろ」、「向日葵(ひまわり)」など、日本の四季を彩る草花の色もたくさんあります。

 

面白いのは、「老いる」という名がついた色。「老竹(おいたけ)」は、年数を経た竹の灰色がかった緑を、「老緑(おいみどり)」は古い松の木の灰色がかった緑色をさします。こんな微妙な色合いも感じ取る日本人の繊細さには驚きます。

 

■生き物の名前がついている和カラー

まず、鳥の名がついている日本らしい風情の「鶯(うぐいす)色」。うぐいすのじゃ根のようにくすんだ黄緑色をいいます。江戸時代には、もっと茶色がかった「鶯茶」という色が流行っていたそうです。ほかにも「鳶茶」はトビの羽のような茶色、暗い赤茶色の「海老茶」は伊勢エビの色を表しています。

 

■ちょっと変わった和カラー

「栗皮茶」は、栗の実の皮のような色合い。「栗梅」は、栗色のような濃い赤茶色をいいます。赤みがかった色は梅色として一般に表されてきました。「弁柄(べんがら)色」は土に含まれる酸化第二鉄の色で、染料として使われていた色。ベンガラは、産地であったインドのベンガル地方からきています。

 

「嵯峨鼠(さがねず)」は茶色が人気があった江戸時代の色で、茶色っぽいグレーのこと。優美で優しい色合いです。「加茂川鼠(かもねず)」は青みがかったグレーをさします。江戸時代、華美が禁止されていて着物の色がネズミ色、茶色、藍色に限定されていました。その3色の中でいかにバリエーションをつけるかを競ったため、微妙な色合いが考案されたのだそうです。

 

ほかにも、源氏物語にも描かれている「淡香(うすこう)」や、身分が非常に高い人だけが使うことを許されていた「麹塵(きくじん)」など、風雅な色もあります。

 

(まとめ)

日本の色の名前は、自然の生き物や草花からついているものが多く、同じ色でもバリエーションがとても豊富です。自然を身近に感じ、自然をよく観察してきた日本人だからこその和カラー。この繊細な感覚を大事にしていきたいものですね。

正しく知っていますか?エスニックとアジアンファッションの違い 

 

 

 

 

似たような言葉が多いファッション業界ですが、その一つにエスニックとアジアンがあります。どのような違いがあるのか、お客様から聞かれたときに慌てないように知っておきましょう。

 

■エスニックとアジアンの違い

エスニックとは、文字通りには「民族的な」という意味ですが、実際にその表す意味は多岐に渡っています。レストランでもエスニック料理というものがありますが、イタリアンやフレンチ、中華でない料理というくらいの意味で、アジア・エスニックという括りがつけられることもあります。国は韓国からベトナム、タイ、インドからアラブ諸国やメキシコなども含みます。ファッションでも、エキゾチックなテイストのもの全般をさしているようです。

 

アジアンはその中でもアジア系のものに限定して使われるのが一般的です。エスニックはより広く異国情緒があるエキゾチックなもの、アジアンがアジアに限定されたものといえます。

 

■エスニックというと・・・

◎アラジンパンツ

全体はダボッとしているけれど、裾は絞ってあるパンツ。サルエルパンツともいいます。イスラム圏の国で履かれていたものが、パリ・コレで紹介されて一気にガッションモードに。オリエンタルな雰囲気たっぷりです。

 

◎エンブロイダリー

襟元や袖などにほどこされた縫い取り刺繍のことです。立体感のある刺繍がガーリーな装いにピッタリ。ちょうど2016年から2017年にかけて流行しているデザインです。もともとは透かし模様のあるレースのことをいいます。

 

◎ゴアパンツ

ストレッチパンツで、ヨガパンツという名でも知られています。体を締め付けないパンツで、履き心地バツグン。ホームウェアとしても人気があります。アメリカのライクラという素材がよく使われています。

 

■アジアンというと・・・

◎アタバッグ

バリ島の有名なカゴバッグ。細いシダ科の植物を編んで作ったインドネシアの特産品です。日本でもよく知られるようになり、いろいろなタイプのバッグが出回るようになりました。

 

◎バティック

インドネシアのろうけつ染めのこと。ジャワ更紗ともいいます。ろうけつ染めとは、ろうで染めない部分の絵を描いた後、染色して色をつけていく方法で、日本にもあります。各国ごとのデザイン、色の違いが楽しい布です。

 

◎タイパンツ

エスニック・アジアンが好きな人なら一枚は持っているでろう定番パンツ。現地では漁師が履くパンツで、たっぷりの幅があるパンツに両足を入れ、余った布を体に巻き付けます。

 

(まとめ)

エスニック・アジアンのファッションは個性的でおしゃれな着こなしができるのが魅力。まずは気に入ったものを一つ買ってみることをおすすめします。

販売員として知っておきたい、ファッションの歴史

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販売員であれば、ファッションに興味を持っていることと思います。お客様と話が盛り上がることもあるでしょう。ただ、今のトレンドには強くても、過去のトレンドは知らない人も少なくありません。自分とは違う世代のお客様にも対応できるよう、各年代に流行ったものを知っておきましょう。

 

■1960年代

Tシャツにフレアジーンズ、エスニックテイストの、いわゆるヒッピースタイルが流行った時代です。アイビールックも人気がありました。このアイビールックを日本に広めたのはVANという会社で、現在放映中のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に登場する「AIS」という会社はこのVANをモデルにしていると言われています。ハーバード大学などアメリカの名門私立大学の学生のスタイルを真似たトラッドスタイル。ボタンダウンシャツと3ボタンジャケットが定番でした。

 

■1970年代

日本にもファッションという考えが浸透し、KENZOイッセイ・ミヤケなど日本人デザイナーが活躍しました。カジュアルな服装が人気を集め、ジーンズがファッションとして認知されるようになったのもこの頃です。ミニスカートやホットパンツものような足出しスタイルにも抵抗がなくなっていきます。「an an」が創刊され、ワンピースにブランドバッグという横浜発の「ニュートラ」ファッションもありました。

 

■1980年代

DCブランドの時代。コムデギャルソンなどのブランドがモノトーンのファッション性を周知させ「カラス族」など、全身真っ黒コーディネートをする人も続出。

アイビールックも復活し、プレッピースタイルとして人気を集めます。こちらはアイビーリーグを希望する名門高校生のスタイルを真似たもので、よりカジュアル洗練されています。バブルの時期で、派手で体のラインを強調するボディコンも流行ました。後半になると、渋カジ・紺ブレも登場します。

 

■1990年代

「コギャル」が生まれた時代です。茶髪にガングロ、「ルーズソックスに厚底ブーツという日本独特の文化が日本国中を席巻しました。やまんばギャルという言葉もありました。一方で、シャネルが大好きな「シャネラー」も登場。以降、○○ラーという名前が出てき始めます。チビT&ヘソ出しルックも流行、アニエス・ベーのTシャツなどが飛ぶように売れていました。

 

■2000年代

キレイめ系というファッションカテゴリーができました。オフでもきちんとしていて清潔感がある男子が受け、シックでタイトな着こなしが人気を集めました。ボトムス以下にたくさんの流行ができ、スキニーやニーハイブーツ、ミュールなど、着こなしのトレンドというよりもアイテムのトレンドがたくさんありました。2000年代以降は、みなで同じファッションをするというよりも、流行アイテムを個性的にどう着こなすかに関心が集まっているようです。

 

(まとめ)

世代ごとに経て来たファッションの経歴が違います。少し昔のトレンドも押さえておけば、「昔はこんなのが流行ったのよね〜」という話にもついていけるようになりますよ。

実はここが違う!声をかけやすい販売員・かけにくい販売員

 

同じお店でも、何となく声をかけやすいスタッフと声をかけにくいなと感じるスタッフがいます。もちろん、声をかけやすいスタッフのほうがお客様から好かれ、お店の売上にも貢献します。両者には、どんな違いがあるのでしょうか。

 

■自然体でいるか

いかにも販売しようという意気込みで近づいてくるスタッフは、お客様も警戒します。声をかけやすいスタッフは、お客様が自然と声をかけたくなる人です。販売員は営業ではなく、あくまで接客が仕事です。構えすぎずに、自然体で店に立つようにしてください。

 

■接客していないときでも表情が明るいか

お客様に接しているときだけスマイルで、そうでないときは仏頂面ではお客様も嫌なものです。気をつけたいのは、自分では無意識のうちに口元がへの字になってしまっているとき。黙っているときやレジを打っているとき、服を整理しているときの自分の表情を一度チェックしてみましょう。

 

■楽しく仕事をしているか

ファッションに携わる仕事が好きで、この業界に入っている販売員はとても多いものです。でも、毎日忙しく仕事に追われている中で、何となく店に立ってしまっていませんか?ぜひ、初心を思い出して楽しく仕事をしましょう。そんな雰囲気は必ずお客様にも伝わります。

 

 

■服の着こなしがすてき

販売員は店の服を着て店に立ちますが、マネキンではなく実際に店員が着て動いている姿は目につきます。「あのスタッフさんの着ているものがすてきだな」と思えば、お客様もつい欲しくなるもの。毎日見られているという自覚を持って、すてきなコーディネートをして店に出ましょう。もちろん、清潔感がある着こなしが大前提です。

 

■よく動いて話している

お客様がスタッフに声をかけやすいのは、スタッフがすぐ近くを通ったとき、近くで他のお客様と話をしているときなどです。店の隅やレジに立っているスタッフのところまで行って、わざわざ声をかけようとは思いません。ですから、店内を動き、お客様がスタッフを必要とするときに、すぐそばにいられるようにします。こちらからは声をかけずに、お客様の近くで服を畳むなど、さりげなくそばにいるだけで十分です。積極的に声をかけるのではなく、そばにいるように気をつけてみてください。きっと、お客様からのお声がけが増えるはずです。

 

(まとめ)

お客様は店の雰囲気を判断するのに、スタッフの様子もチェックしています。声をかけやすいスタッフが多ければ、それだけ雰囲気がよい店ということになりますから、普段から心がけておきましょう。

おしゃれな人とそうでない人、分かれ目はここにあり

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同じような服を着ているのに、おしゃれに見える人とそうでない人がいます。この違いはどんなところにあるのでしょうか。簡単だけれどおしゃれな人に見えるポイントをまとめてみました。

 

■ジャストサイズ、ベストサイズが大事

おしゃれな人ほど自分の体のことを良く知っています。好きなブランドがある人は、自分を一番きれいに見せてくれる服だから同じブランドの服を好んで着ているのです。一般的に、体にフィットした服を着たほうが、体型を隠すような服よりもおしゃれに見えます。おしゃれな人は、ジャストフィットで最も美しく見える服を知っています。

 

■色数を減らす

一番てっとり早くおしゃれになるには、服や小物に使う色数を減らすという方法があります。シックなモノトーンがかっこいいように、服も使われている色の数を減らすだけであか抜けた印象に。白×ベージュ、黒×グレーなど2色までに抑えることを基本に、多くても3色までにとどめます。配分もベースとなる2色の割合を8〜9割にし、残る1色はアクセントカラー的に1割程度にすると、配色バランスのよい美しいコーディネートになります。

 

■おしゃれは引き算と心得る

おしゃれな人ほど飾り立てないものです。あれこれとコーディネートしたら、最後に何か一つ抜いてみましょう。余分なアクセサリーを一つ外してみる、バッグを一回り小さいものにしてみる、柄物を一つ減らしてみるなど、引き算するとぐっと都会的で洗練された装いになります。

 

■似合わないものを知っておくことも大事

ファッションは常に新しいパターンやデザインが生まれるので、先入観を持たずにチャレンジし、自分に似合うものを探し当てたいと思います。でも、似合わないものを見つけることも実はとても大事です。本当に似合うものは似合わないものよりも多いのが普通。ですから「これは私に似合わない」というものを見つけたら、むしろそれはラッキー。似合うものに一歩近づいた証拠です。

 

■背筋をピンと伸ばそう

どんなステキな服でも、背中が丸まっていては魅力も半減します。逆に、白シャツにデニムのようなシンプルな服でも、背筋がしゃんとしている人が着ると、潔い美しさが生まれます。姿勢はファッションの重要な要素。おしゃれな人は例外なく、背筋がすっと伸びた美しい立ち姿の人です。

 

(まとめ)

おしゃれかそうでないかの境目は、実はちょっとした点に気をつけているかいないかです。すぐにできておしゃれに見えるポイントを知って、ぜひ今すぐおしゃれな人になってください。

これさえやればいつもスマイル!笑顔トレーニング法

 

 

販売員はつねにスマイルが大事です。とはいえ、よい笑顔は急に作れる物ではありません。自然で美しい笑顔をいつでも作れるようにしておくために、普段できるトレーニング方法をご紹介します。

 

■3つの筋肉を鍛える

スマイルを支えるのは、次の3つの表情筋です。これらを意識してトレーニングしましょう。

 

・大頬骨筋…頬を支えている筋肉。衰えると頬がたるむ。

・頬筋…きゅっと口角を上げるときに使う筋肉。衰えるとほうれい線ができる。

・口輪筋…唇の周りにある筋肉。

 

スマイルのために筋肉を鍛えることで口元のたるみを防止するので、アンチエイジング効果にもつながります。入浴中など、筋肉がほぐれやすいときに行うと効果的です。

 

■風船エクササイズ

口の中に空気をため、風船を作って動かすエクササイズです。「でんでんむし」を歌いながら、以下の動作を繰り返すとよいとテレビで紹介されたこともあります。

 

1.口を思いっきり膨らませる。

2.右頬に空気を集め、そのまま5秒。

3.左頬に空気を集め、そのまま5秒。

4.鼻の下に空気を集め、そのまま5秒。

5.下唇の下に空気を集め、そのまま5秒。

6.これを順番に繰り返す。

 

■割り箸エクササイズ

どこにでもある割り箸を使いますが、かなり効きます。鏡を見て、割り箸が平行になっていることを確認しながら行いましょう。

 

1.割り箸を割らずにそのまま横にして奥歯でくわえ、そのまま10秒。

2.その状態で口角を上げていく。これ以上上がらないところで、そのまま10秒。

3.これを順番に繰り返す。

 

1.上記と同じようにして、今度は前歯で浅くかむ。

2.その状態で口角を上げていく。これ以上上がらないところで、そのまま10秒。

3.これを順番に繰り返す。

 

■舌エクササイズ

舌を動かすと舌の筋肉に連動して表情筋も動かすことができます。顔の筋肉全体が柔らかくなりハリが出てきます。

 

・ベロ押し…舌で上の歯茎をめいいっぱい押す。

・ベロ回し…歯茎の外側に沿うように舌を左右に回していく。

・ベロ出し…舌を前に思い切り出したら、上下左右に5秒づつ動かしていく。

 

■ウインクエクササイズ

舌エクササイズ同様、道具を何も使わずにできる手軽なエクササイズです。

 

1.右目でウインクを作る。

2.頬を上げながら、その目に口を近づけ、そのまま5秒。

3.左目も同じように行う。

4.これを順番に繰り返す。

 

(まとめ)

素敵なスマイルの秘訣は表情筋です。体のエクササイズと同じように、一朝一夕につくものではありませんから、日頃からの心がけが大事。思いたったときにどこでもできるので、ぜひこまめに行って表情筋を鍛え、美しいスマイルを手に入れましょう。

正しく使えていますか?謙譲語と尊敬語の使い分け

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日本語の難しさの一つに尊敬語の使い分けがあります。接客業なら正しく使い分ける必要がありますが、残念ながらできていない人がたくさんいます。よく使うフレーズの正しい言い方を確認しましょう。

 

■まずは基本の丁寧語

いわゆる「です、ます」が丁寧語と呼ばれるものです。目上の人や立場が上の人には丁寧語、つまり「ため口」ではない言葉を使うというのが最低限のルールです。語尾をはっきりと「○○です」「○○だと思います」と言うだけでも、きちんとした応対になります。次のような指示語も、うっかりカジュアルに言ってしまうことがあるので注意が必要です。

 

×こっちの商品→○こちらの商品

×さっきのこと→○さきほどのこと

×どこですか→○どちらですか

 

■尊敬語と謙譲語の違いとは

尊敬語は「相手の」行動を丁寧に表すもので、謙譲語は「自分の」行動をへりくだって表すことで、結果として相手を立てる言葉です。まずは、この点を理解するのが大事なポイントです。

 

■二重敬語に注意

丁寧に言おうとするあまり、だぶって敬語を使ってしまうことがあります。敬語は一回で敬意を伝えるには十分。こんな言い方をしないように気をつけましょう。

 

×おっしゃっていらっしゃる→○おっしゃっている

×ご覧になられる→○ご覧になる

×お召し上がりになられる→○お召し上がりになる

 

■一見OKそうな敬語

難しいのは、一見問題がなさそうな言葉です。

 

×ご一緒させていただきます→ご一緒してもよろしいでしょうか/お供いたします

×なるほど→その通りですね

×どうぞお座りください→どうぞおかけください

 

「ご一緒」は対等な間柄に使う言葉で、「なるほど」も目上から目下に向けて発する言葉です。「なるほど」と相づちを打たれると小馬鹿にされたように感じる人も少なくないので注意しましょう。「お座りください」は文法的には間違いとはいえませんが、ややぞんざいな印象を受けます。

 

■よく言われるNGワード

×ご苦労様でした→○お疲れさまでした

×お世話様です→○お世話になっております

×了解しました→○かしこまりました

 

「了解」は最近ではビジネスシーンでもよく使われるようになりましたが、本来は目上の人に使う言葉ではありません。中高年の方は無礼だと感じる人がまだ多いので気をつけましょう。

 

(まとめ)

言葉使いは人柄や育ちが透けてみえてしまうので、販売員としては特に気をつけておきたいものです。接客で緊張しているときは間違えやすいですが、慌てず丁寧に話せば大丈夫です。美しい言葉づかいでぜひ第一印象をアップしてください。

ぜひ知っておきたい!メンズ・ファッションの基本

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最近のアパレルブランドは、カップルでも買い物が楽しめるようにレディースとメンズを同じ店鋪で扱うところが増えてきました。「女性ものは詳しいけれど、男性ものはよくわからない」ということがないように、メンズ・ファッションについても勉強しておきましょう。

 

■基本カラーはダークで

メンズは基本的にダークカラーが多く、無地もしくはシックな柄が多くなっています。女性のようにカラフルな服は少ないですが、すべて暗色というのも味気ないもの。そこで、アクセントカラーを一色、上手に提案できるとセンスがあると思われます。ブルーやオレンジ、グリーン系なら男性でも取り入れやすいカラーです。

 

■シンプルなIラインでスッキリさせる

スカートやフレアパンツなどがあるレディース商品ではAラインなども多いですが、メンズの場合は、トップスとボトムスをタイトに仕上げたIラインがベーシックスタイルです。特に、細身の男性が多い今は、スキニーパンツのような細身シルエットをいかにきれいに作るかがおしゃれポイントです。

 

■小物で魅せる

シンプルな装いが多いメンズは、ベルトなど小物も大事なおしゃれアイテムです。ぜひ活用して欲しいのがマフラーやストールなどの巻き物。使ったことがないという方でも、ダーク系のチェックなどは取り入れやすいでしょう。

 

■人気があるのはキレカジ系

かっこよくて清潔感もあるきれいめカジュアルは、男性にも女性にも人気のメンズコーディネートです。キレカジかどうかの分かれ目は「このまま簡単な商談ならできるくらいのカジュアルさかどうか」というところ。つまり、キレカジを上手く作るには、カジュアルアイテムよりもきれいめの大人アイテムを多めに合わせることがポイントになります。

 

とはいえ、真面目すぎるものを選ぶとカジュアルさが失われてしまいます。そこで、おすすめなのが、形×素材のどちらかをきれいめにすること。たとえば、素材はニットでもかっちりしたジャケットを羽織る。大人っぽいローファーだけれど素材はスエードといったふうに、バランスを取るとよいコーディネートになります。

 

■男女兼用の流行アイテムも

クラッチバッグなど、男性女性問わず流行るアイテムもあります。こうしたものに注目しておくと、カップルで来店した方にご提案がしやすくなります。さりげないペアルックを好む方は意外と多いので、「お二人で出かけられるときにおすすめです」とおすすめしてみましょう。

 

(まとめ)

レディースだけでなくメンズも知っておけば、お客様のニーズに幅広く対応できるようになります。レディースとはまた違った奥深さがあるので、ぜひ積極的に勉強してみてください。