アパレル販売員になるには「ウザい接客」もする必要がありますか?
2022年06月23日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
アパレル販売員の接客がウザいと感じたことがあるのは、あなただけではありません。
「イラッ」とするアパレル店員のセリフがランキング形式で記事になるほどなので、誰もが「この店の店員さんの接客はウザいな」と思ったことがあるはずです。
参考記事→ イラッとする“アパレル店員の台詞”ランキング。「おかえりなさ~い♪」は4位
「アパレルの販売員にはなりたい。けど、ウザい販売員と同じような接客はしたくない。」
そんなあなたの気持ちはよく分かります。
アパレル販売の仕事がしたくても、お客様に売り付けるような接客はしたくないと考えているあなたは、とても販売員に向いています!
実は、ウザい販売員は接客の基本を理解していません。
接客はお客様に商品を売り付ける「押し売り」ではなく、お客様が欲しい商品を気持ちよく、納得して買っていただくための「お手伝い」なのです。
私も販売員をはじめた当初(25年も前ですが)はノルマを課せられ、グイグイとお客様に商品を売り付けるような接客をさせれたこともあります。
ですが、実際問題、この方法で商品は売れません。
お客様に商品を売り付けても売れませんし、その時は売れたとしても二度と来店してくれません。
お客様は販売員の言動をよく観察されています。
人は説得されて買ったものは「騙された」と思いますが、納得して買ったものは「良いものだ」と思うのです。
そのため、お客様の話をよく聞き、お客様の気に入っている商品の良いところをお話しすれば、自然と「これを買います!」となります。
グイグイと売り込まなくても、お客様納が納得すれば商品を購入してくれます。
そのため、お客様が納得する商品の情報をお伝えすればいいのです。
接客する際の注意点ですが、お客様の話をよく聞くことです。
ウザい販売員をよく観察していると、お客様の話をまったく聞いていません。
自分の言いたいことばかりを話します。
お客様のお顔もロクに見てはいません。
それとは逆で良い販売員さんは、お客様の話をニコニコと笑顔で聞いてくれます。
お客様の話を途中で遮って、自分の話をすることもありません。
商品について質問すれば、的確な答えを教えてくれます。
そういう販売員さんがいるお店には、買う予定がなくてもついつい行ってしまいます。
私も買う予定がないのに、話をしをするために行くアパレルのお店が何件かありました。
「今日は買わないよー。」と、最初に宣言しても「お話だけでも、いつでも来てください!」と言ってくれます。
ですが、その日は買わなくても、その店で必ず洋服を買っていました。
なぜなら、いつも親切にしてくれる販売員さんがいるからです。
他のお店で買うよりも、その人がいるお店で買うほうが、納得して商品を買うことができます。
それが、本当の接客販売です。
ウザい販売員さんをお手本にする必要はありません。
もっと素敵な販売員さんはたくさんいます。
アパレルの販売員になりたいなら、色んなお店に足を運んで「この人の接客は気持ちがいい」と思う人を探してみてください。
良い販売員さんをお手本にすれば、きっとあなたは理想通りのアパレル店員になることができますよ。
アパレルの求人がたくさんあるので、ぜひ求人ページを覗いてみてください。
色んな地域のお仕事がたくさんあります。
そして、ぜひ登録予約だけでもして、大阪マネキン紹介所に相談してください!
登録後は、接客の相談も大歓迎ですよ!
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