人生に無駄なことはないと覚えておくだけで得をする!
2022年08月19日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
「無駄なことは絶対にやりたくない」と言う人が最近多いです。
特に今の10代や20代、30代前半の人に多いそうです。
参考記事→ バカほど「それ、意味ありますか」と問う (若者の思考レベルが”劣化”している)
仲良くしている販売員さんから聞いた話ですが、20代の販売員さんに仕事をお願いしても
「それやって何の意味があるんですか?」
とイチイチ説明を求めてくるそうです。
説明しても納得いかなければ絶対にやらないとのことでした。
人生は一見するとほぼ無駄なことしかないように見えます。
仕事でも同じで「これって無駄なのに、何でやらないといけないの?」と思うことがたくさんあります。
ですが、無駄なことはほぼありません。
無駄なことをやった後、数年経ってから「あれやってて良かったー!」と得することのほうが多いのです。
「損して得取れ(一時的にはむしろ損を覚悟し、長い目でみて得を取れ。 目前の損失は度外視して、将来の利益を確保せよ。」という、ことわざがあるほどです。
私の経験上「無駄なことは絶対にやりたくない」と言う人ほど、何をしても成し遂げられず中途半端な人が多いです。
そういう人は「評価される」「お金になる」ことだけに力を入れます。
「評価されない」「お金にならない」ことは他人に任せて、人に評価されることだけやっていれば良いと考えているのです。
ですが、世の中はそうそう上手くできていません。
自分では要領よく生きているつもりでも、結局は「手抜きしているだけ」です。
無駄だからやりたくないというのは、自分の実力を上げるチャンスをミスミス逃しているも同じです。
その時点で人生においては大きな損をしていますが、そういう人は損していることに気づきません。
どんな些細な仕事であっても、手を抜いていれば必ず誰かが見ています。
販売員の仕事は、細かい仕事や目に見えない仕事がたくさんあります。
ですが、誰かがやらないと業務が滞ります。
些細な仕事をやる人とやらない人とでは、数年後に大きな違いが出てきます。
一見無駄なことに見えても、これがどこでどう活きてくるのかわからないのが人生です。
私も若い時は「こんなことして何になるだ!」と思うような仕事をたくさんした覚えがありますが、これが後々に役に立つことが結構ありました。
その時は無駄に思えても、後から役に立つことがたくさんあります。
できるだけ色んな経験を積めば、それが販売員以外の仕事に就いた時に役立つこともあります。
仕事以外でも役に立つこともあります。
「これって無駄じゃね?何の意味があるの?」と思っても、とりあえずは損得を考えずにやってみてください。
短いスパンで物事を考えるとすべてが無駄に思えます。
ですが、人生は上手くいけば80年ほど続きます。
20代では無駄に終わっても、40代で元が取れることもあるのです。
人生は一見すると無駄なことしかありませんが、後から振り返ってみると実は無駄ではなかったことの多さに気付きます。
それに気付かない人は、無駄なことをやってこなかった人です。
無駄なことをやらないと言っている人をよく観察してみてください。
先を見通す力のない人だということが数年後にわかると思います。
私は20代前半で販売員のバイトをしていましたが、他の仕事をして、40代の今、また販売員の仕事をしています。
長い目で見ても「販売員のバイトは無駄ではなかった!やってて良かった!」と思います。
20代や30代で販売員を経験すると40代や50代で販売員として復帰できます。
人生に無駄はないので、ぜひ色んな仕事をして色んな経験を積んで、お得感を味わってくださいね。
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