履歴書に嘘を書いて採用されても嘘はすぐにバレる
2022年11月02日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
先日、前の会社の同僚と3年ぶりに会いました。
友人は企業で内勤職をしていますが、人手が足りないため派遣社員さんを雇うことになったそうです。
そこで5人ほど面接をしたらしいのですが、面接に来た人を見て「これで本当に面接に受かると思っているのか!?」と、容姿を見てかなりビックリしたそうです。
どんな人なのかというと、
■髪の毛がバサバサのざんばら頭で櫛一つ通していない
■スーツは着ているものの、上下でまったく違うスーツを着ている
■靴下が信じられないほどファンシーで派手なものを履いている
■全身から不潔感が漂っている
まあ、百歩譲って「ファッションは好みがあるから。。」と妥協しようとしても、どの人もまともにコニュニケーションが取れなかったとのことでした。
「派遣会社もどういう神経をして面接に寄越したのか気がしれない!」と、友人は憤っていました。
そこで唯一、見た目がまともで、普通にコミュニケーションが取れた人を採用したそうです。
履歴書を見ても経歴も経験も輝かしく、エクセル、ワード、英会話と何でもできると書いてあったそうです。
「これでやっと自分の業務の一部を任せられる!」と、喜んだのもつかの間。
履歴書に書いてあったことは嘘だとすぐにわかったそうです。
エクセルやワードの使い方も知らない。
英語なんてもちろん喋れないし、読めない。
それ以上に、メールさえまともに書けない。
一度言ったことは10秒後には忘れるため、何度仕事をお願いしても最後までできないとのこと。
本人に「履歴書にはできると書いてあるのに、どうしてできないの?」と聞いてみたところ、「自分の中ではできることになっているから書きました。」と答えたそうです。
実際には、お茶汲みとコピー取りしかやったことがないと白状したそうです。
これは一体誰が悪いのでしょうか?
書いた本人なのか、派遣会社なのか。はたまた、嘘の履歴書を信じた面接官が悪いのか。
悩ましい問題だと思います。
履歴書を良く書かないと、どれだけ仕事ができても採用してもらえないことがあります。
そのため、多少できなくても「できると書かないと面接さえしてもらない」と思い、嘘を書いてしまいます。
雇う側としてはもちろん経歴や経験が素晴らしい人材を雇いたいという気持ちがあります。
だから履歴書を見て、経歴や経験を素晴らしく書いている人を雇います。
その嘘がバレなければラッキーですが、履歴書に書いてある以上は必ず仕事を頼まれます。
嘘がバレた時、雇った側も雇われた側もどちらも不幸になるだけです。
その上に、履歴書に嘘を書くと「経歴詐欺」になります。
参考記事→ 履歴書に嘘を書くと犯罪? 嘘を書いてはいけない理由と、発覚時の対応方法
友人の話を聞いて「事務の派遣さんよりもマネキンさんや販売員さんの方が、人としての礼儀や服装がちゃんとしてる人が多いな。」と思いました。
私もそこまでの華々しい経歴はないため、履歴書を書くことがかなり苦手なのですが、ウソを書いたことはありません。
それでも今まで採用されたのは、見た目の清潔感とコミュニケーション能力のお陰だと思っています。
現に、私の友人も見た目の清潔感とコミュニケーション能力で選んでいます。
そして、採用されるために最も重要なのは、仕事への情熱と誠実さです。
今までの面接でも、私より仕事ができる人はたくさんいましたが、結局私が採用されています。
「この仕事がやりたいんです!」と、熱意を持って話をしたところには採用されています。
「この仕事に採用されるのはちょっと。。。」と考えていたところは、やはり採用されていません。
本当にやりたい仕事なら「経験は少ないですが、私はこの仕事がしたいんです!」と、熱意と誠実さを持って話をすれば相手に伝わります。
なので、履歴書に嘘を書かなくても採用されます。
それに雇う会社との相性もあるので、あなたを採用しない会社は、あなたにはどこか合っていないんです。
きっとそのうちに、あなたに合う会社が見つかります。
私が大阪マネキン紹介所に履歴書を送った際、社員さんが私の履歴書をちゃんとチェックし、お電話で履歴書の内容についても話をしました。
とても丁寧に聞き取りをしてくれます。
関連記事→ 大阪マネキン紹介所の求人への応募から採用までの体験記
その上、面接時の服用や髪型についてもアドバイスをしてくれますし、面接に同行してくれることも多いです。
履歴書の書き方や面接時の対応がわからなくても、社員さんがちゃんと教えてくれます。
なので、安心して求人に応募してください!
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