現役販売員オマネキのブログ

仕事でのマウントの取り方は男性同士と男女ではマウントの取り方が違う

大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。

 

昔は「マウントを取る」とか「マウンティング」なんて言葉は聞きませんでしたが、ここ数年のうちに「マウンティング女子」とか「マウンティング男子」なんて呼び方が一般的になりました。

 

仕事で相手にマウントを取るのは「コイツだけには勝てない」と、相手に敗北感を味合わせるためにマウントを取ります。

 

マウントを取った方が、仕事上で有利に作業を進められると考えられているのです。

 

そのため、マウントしたがる人は、学歴・職位・職業・上下関係・給料・結婚相手など、色んな角度から相手をマウントします。

 

特に女性は女性であるというだけで、男性からマウントされることも少なくありません。

 

以前の記事でも書いたことがあるのですが、私は長年にわたって、男性としか仕事をしたことがありませんでした。

 

そのため、私が女性であるというだけで、マウントを取りたがる男性も今までたくさんいました。

 

「女性である」というだけで、男性は「コイツには勝っている!」と勘違いする人もいるのです。

 

ですが、私は男性のマウントには慣れているため、私にマウントをかけても私にはまったく効果がありません。

 

私は前の会社の女性社員から「猛獣使い」「合気道の達人」と異名を持つほど、一部の男性社員の扱いには長けていました。

 

特に中高年男性は、最初に相手を威嚇したがります。

 

最初に威嚇しておけば「この人は怖い人だから逆らってはダメなんだ」と、相手に思わせることができると考えている男性も存在するのです。

 

威嚇もある意味でマウンティングです。

 

私の経験上、男性が男性にマウントを取る方法と女性が男性にマウントを取る方法は違います

 

男性同士は同じ土俵で戦えますが、男女は同じ土俵では戦えません。

 

なぜなら男性は女性をかなり下に見ているからです。(あくまでも一部の男性ですよ)

 

仕事では何をやっても「女のくせに」という言葉が、口には出さなくても男性の言葉の端々に潜んでいます。

 

そのため、仕事でどんなに良い結果を出しても「女だから」という理由で認められない経験が、女性にはあるのではないでしょうか。

 

同じ土俵でマウントし合える男性同士なら、ちょっとした学歴差や職業の違い、給料の違い、頭の良さなどで、マウントを取ることも可能です。

 

ですが、先ほども説明したように、女性はそうはいきません。

 

まず、男性からは「女性である」というだけで下に見られています。

その上、「女性は仕事ができない」という思い込みが男性にはあります。

さらに、「女性は感情が先走るため論理的な話ができない」とも男性に思われています。

 

まさに三重苦です。

 

そのため、女性が少しでも感情的になれば「これだから女性はダメなんだ」と思われて終わります。

 

ところで「北風と太陽」という寓話を知っていますか?

 

要は、「北風と太陽のどちらが、旅人の上着を脱がせることができるのか?」というお話です。

参考記事→ 北風と太陽

 

この寓話には、「物事に対して厳罰で臨むよりも、寛容的に対応する方が得策」という教訓があります。

 

結論から言うと、太陽が旅人の上着を脱がすことに成功するのですが、女性が男性にマウントを取る場合もこれと同じです。

 

男性との仕事に慣れていない女性は「北風方式」で男性に真っ向勝負でマウントをかけますが、これではますます相手に押さえつけられるだけです。

 

女性が男性にマウントを取る場合、「俺はマウントを取られている」と男性に思わせないようにマウントを取る「太陽方式」でいかなければ失敗します。

 

私はじっくりと時間をかけて、男性が気づかないうちに男性にマウントを取っていました。

1. 信用を勝ち取るために仕事をしっかりとやる。

2. 感情的にはならず、相手の話をじっくりと聞く。

3. 怒鳴れても怯まずに、相手が怒鳴り終わるのを待ってから話す。

 

かなり時間はかかりますが、「太陽方式」で男性にマウントを取れば、その後その男性からマウントされることはなくなりますし、仕事も進めやすくなります。

 

完璧主義ならぬ、完遂主義の私ならではのマウントの取り方です。

※完遂(かんすい)とは、物事を最後までやり遂げること。

 

ただし、「太陽方式」がすべての男性に通用する訳ではありません。

その上、すべての男性が女性を下に見ている訳でもありません。

悪しからず。。

 

仕事のできる販売員さんは、この「太陽方式」が上手い人だと私は考えています。

 

どんなお客様が来ても、いつの間にか自分のペースに持っていける販売員さんは仕事ができる人なのです。

 

マウントと言うと聞こえは悪いですが、言い換えれば「相手が気づかない内に自分のペースに持ち込むこと」だと私は思っています。

 

こういう人は交渉上手ですよね。

 

私はまだ達人の域までは全然達していませんが、販売員の仕事を通して、ますます「太陽方式」に磨きをかけていきたいです。

 

その場に応じて柔軟な対応ができる人は、お客様からも他のスタッフさんからも好かれます。

 

ぜひ一度「北風と太陽」を読んでみてください。

結構勉強になりますよ。

 

そして、「太陽方式」が上手い販売員になるための求人が、大阪マネキン紹介所にはたくさんあります。

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