現役販売員オマネキのブログ

圧迫面接されても受かる人は受かるし受からない人は受からない

大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。

 

どこで働くにしても、雇用先との面接は避けられません。

 

面接が嫌いな人も多いですが、私も御多分に洩れず面接が嫌いです。

 

私も今までそれなりに採用面接を受けてきましたが、今でも一番覚えているのが、就活時の面接です。

 

私は4年生の大学でしたが、バブルが弾けてしまった後での就活となり、就職超氷河期世代です。

 

大学からは「女子はコネ以外では就職できません。」と、就職説明会で大学から宣告され、衝撃を受けました。

 

それでも何とか就職しないと生きていけないため、何社にも履歴書を送り、何社も面接を受けました。

 

面接に行くと「なぜ我が社を希望したのですか?」と必ず質問されます。

 

私の本音は「受かるならどこでもいい!とにかく面接まで辿り着けたからきました!」と言いたかったのですが、そんなことを言えるはずもなく。。

 

マニュアル通りの回答をしていました。

今思えば、一番ダメな回答ですね。

 

そんな中、第一志望の企業で面接までこぎ着けたのです。

これはめちゃくちゃ嬉しかったです。

 

本社が東京にあったため、面接に東京まで行きました。

1日目はグループでの面接やセッションを行い、和やかな雰囲気でした。

 

問題は2日目の個人面接です。

完全に圧迫面接でした。

 

1日目にもいた、人事部の女性の方が面接をしてくれましたが、1日目はすごく親切だったのに、2日目の個人面接の際には、私と目も合わせてくれません。

 

「失礼します」と私が入室すると、すぐにため息。

ずっと下を向いて髪の毛を掻きむしり、ずっとため息。

 

マンツーマンでの採用面接だった上に、私はまだ世間知らずだったので、どういう対応をしていいのかもわからないし、面接官がなぜ機嫌が悪いのかもわからず、何を質問されたのかも覚えていません。

 

面接が終わった後で「私が何か失礼な態度を取ったのだろうか」と、すごく悩みました。

 

ですが、違いました。

 

1日目のグループセッションでは4人でチームを組んだのですが、意気投合し、その後4人で飲みに行きました。

 

その中の1人から後日電話があり、個人面接の話を聞かれたのですが、その人も私と同じように圧迫面接をされていました。

 

もちろん私は落ちたのですが、「あんな会社落ちて良かったのかも」と思ったのを覚えています。

 

私たちの頃はとにかく就職させてくれるところが男性でさえなかった時代です。

女性ではコネ以外で就職できた人は、ほぼいませんでした。

 

企業側も「優秀な人だけ欲しい。優秀な人がいないなら、誰も採用しない。」という感じを出していました。

 

そのため圧迫面接が盛んに行われていた時代だったんだろうと思います。

 

ですが、今でも圧迫面接をしている企業があるようで、ビックリしました。

 

あるアンケートによると「圧迫面接を経験したことがある」と答えた人は約64%いたそうです。

参考記事→ 企業はなぜ圧迫面接をする?採用のプロが意図と対処法を解説!

 

新卒採用面接での圧迫面接が人生で最初の圧迫面接でしたが、私はその後2回転職しているので、転職活動の際にも何度か圧迫面接をされました。

 

数々の圧迫面接を受けて、圧迫面接への私なりの結論ですが「圧迫面接をする会社より、圧迫面接をする面接官がロクな人間じゃない」ということです。

 

あくまでオマネキ個人の見解ですよ。

 

特に中途採用の圧迫面接で思ったのは、面接官の人間性にかなり問題があるということです。

 

あきらかに人として問題が多いように見受けられました。

最初から採用する気が無い人も多かったです。

 

圧迫面接をする理由ですが、応募者にストレスをかけてどこまで耐えられるのか、どういう対応をするのかを見るためなのですが、それにしても面接官の態度や質問が酷すぎます。

 

16年勤めた会社の面接では3人の面接官がいたのですが、1人は明らかに圧迫面接でした。

 

ですが、私も慣れたもので怯みませんでした。

 

無事に採用された後、社員さんから聞くと、その人は性格が悪いことで有名で、面接の際に何人もの面接者を泣かせたことで有名な人だったのです。

 

圧迫面接される側は本当に嫌な思いしかしないのですが、圧迫面接する側の会社も「良い人材を確保したい」という気持ちが強いため圧迫面接になっているのも事実だと思います。

 

面接時間はとても短いです。

そんな短い時間で採用するか採用しないかを決める訳ですから、あの手この手で応募者の人としての力量を試したくなる気持ちもわかります。

 

それだけ良い人材を確保することは難しいのです。

 

数々の面接を受けて思うのは「受かるところには受かるし、受からないところには受からない。」です。

 

面接官との相性もありますが、何よりも会社との相性があります。

会社との相性が良ければ、圧迫面接でも受かります。

 

面接しても受からない理由は自分自身にもあるのです。

 

私が大学の就活で受からなかったのは、私自身が乗り気でなかったり、受かるならどこでもいいや、と考えてたことが原因でもあると思います。

 

中途採用で2回も転職できたのは、「この会社で働いたい」という強い意欲があったからだとも思います。

 

要は、自分自身の気持ちと会社との相性が合えば、受かるところには受かるのです。

採用されても、仕事が続けられるかどうかは別問題ですけど。

 

圧迫面接も数をこなせば慣れて「またか」とはなりますが、面接官から言われたことは覚えているので、決して気持ちが良いものではありません。

 

私としては、圧迫面接はなくなって欲しいです。

 

あなたも面接嫌いじゃないですか?

ですが、働きたいなら面接は避けられません!

 

「この会社で働きたい!」という意欲と、あなたと雇用先との相性が合えば雇ってもらえるので、面接頑張りましょう!

 

大阪マネキン紹介所では面接の心構えも教えてくれますし、雇用先によっては面接同行もしてくれます。

あなたが働きたいと思える求人があれば、ぜひ応募してくださいね。

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