良い接客と悪い接客の違いは何ですか?
2023年07月20日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
良い接客と悪い接客の違いですが、そもそも「良い」「悪い」は主観的なので、人によって違います。
と言うと元も子もないので、私なりに「良い接客」と「悪い接客」を解説したいと思います。
【良い接客】
■身だしなみが整っている
■挨拶ができる
■言葉遣いに気をつけている
■状況判断が早い
■動作が丁寧
■お客様との距離感が適切
■お客様の話を黙って聞ける
■商品知識が豊富
■お客様が求める商品を見抜く力がある
【悪い接客】
■葉遣いが汚い
■態度が悪い
■愛想が悪い
■身だしなみが悪い
■お客様を友達と勘違いしている
■商品を雑に扱う
■お客様の話を聞かない
■何を聞いても「知りません」「わかりません」と言う
■商品を押し売りする
「良い接客」と「悪い接客」を書き出せばキリがありません。
そして、一概に「良い」「悪い」と判断できるものでもありません。
それを踏まえた上で、「良い接客」と「悪い接客」の違いは、
「販売員さんの接客が、お客様のお買い物の邪魔になっていないかどうか。」
だと思います。
お客様が来店し、気になる商品に集中している際、良い接客をしていれば、お客様の集中力を途切れさせることがありません。
一方で、悪い接客をしていると、気になる商品に集中するどころか、販売員さんの態度の悪さやマナーの悪さ、口の聞き方のほうが気になり、商品を買うどころではありません。
お客様に気持ち良く商品を購入していただき、気持ち良くお帰りいただくまでの流れをスムーズにできることが「良い接客」なのだと思います。
人の集中力は案外長く持ちません。というか、結構短いです。
一般的に、大人の集中力の平均持続時間は約50分といわれています。しかし、50分間同じように集中しているのではありません。集中力には、周期ともいうべき15分ごとの波があります。15分程度は高いレベルで集中できますが、その後は1度落ち込み、また15分程度集中できるという周期を繰り返しているのです。
上記の記事にあるように、人の集中力は15分ほどです。
お客様を接客しているとわかるのですが、商品を購入するまでの時間は、
■決めるのが早いお客様で「10分〜15分」
■悩むお客様で「30分」
■目移りして決められないお客様で「40分〜60分」
ほどかかっています。(売っている商品によって違いはあります。)
1時間以上悩むお客様は稀で、悩む場合は「また後で来ます」とか「また後日来ます」と、一旦帰られます。
そのため、お客様が来店され、気になる商品を見ている最初の15分が勝負だと言えます。
その際に、販売員さんの対応が悪いと、お客様の集中力が切れてしまい、どこかに行かれてしまいます。
お客様の集中力や商品に対する興味を切らなさい接客が、ある意味「良い接客」なのだと思います。
お客様によっては「声をかけて欲しくない」とか「必要な時に呼ぶからそれまで待っていて」という方もいます。
そんなお客様に、やたらと声を掛けると嫌がられることもあるため、「状況判断が早い」販売員さんは仕事ができる販売員さんです。
接客販売の仕事は結構奥が深い仕事でもあります。
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