買う気がないのにお店に入って来るお客様に接客する?接客しない?あなたならどっち!?
2023年10月19日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
買う気がないのにお店に入ってくるお客様はかなり多いです。
私が働いていたお店でも1日の売り上げがほとんどない日があり、そんな時はお店に入ってくるお客様は多いものの「今日は買わないから」とか「今日は見るだけなので」と言われ、何度ガッカリしたかわかりません。
また、1人で売り場に立っていたら、次々にお客様が来店し、買わないお客様の接客に入ってしまい、買ってくれたお客様の接客まで手が回らないこともありました。
1人で売り場に立っている時に、お客様が何組も来られると本当に焦ります。
販売員をしていると「このお客様は買わないんだろうな」と、買う気がないお客様がわかるようになります。
私は買う気がないお客様が来店された場合、もちろんお声掛けはしますが、積極的な接客はしないようにしています。
なぜなら私自身が買う気がない時に接客されるのが嫌だからです。
買う気がないお客様が、なぜお店に入るのかといえば「買う気はないけど、店の中の商品をなんとなく見たいからお店に入る」のです。(たぶん)
時間潰しに入る場合も多いと思います。
そんな時に販売員がガツガツと接客すると、お客様から「この店は怖い」とか「ウザい店員がいる店」と認識され、次からは二度と来てくれない可能性があります。
販売員にしても、買う気はないけど店の中を見たいお客様に時間を割くよりは、買う気があるお客様に時間を割いたほうが効率としては良いです。
そして、店の中をじっくり見てもらうことで、買う気がなかったお客様でも買う気が出てくる場合があります。
そんな場合、お客様から話しかけてくれることがあります。
「こんなお店があったの知らなかったわ。」とか「今日は時間がないから、後日ゆっくり見に来ます。」と言ってくれ、本当に後日お買い物に来てくれるお客様もいます。
私自身もふらっと入ったお店の洋服が気に入り、その時は見るだけで終わりましたが、後日、叔母と2人で買い物に行ったことがありました。
買う気がないのは、その時の話であって、お客様に興味のある商品がお店に置いてあれば、後日来てくれることもあるので、「今日はゆっくりとお店の商品を見てもらおう」という気持ちで、お客様に接すればいいと私は思います。
ただ、売り上げがある日はそんなゆとりある気持ちにもなれますが、売り上げが立っていない日は心の余裕がなくなるのも事実です。
特にコロナ禍の際には、平日の売り場は閑散としていて18時過ぎて売り上げがゼロの時は、「このままでは帰れない!誰か助けて〜!」と何度も焦りました。
特にノルマがあるお店の場合、販売員さんの心のゆとりのなさが全面に出てしまい、接客されても怖い感じがします。
私も買う気がない時に入ったお店で、何度か販売員さんにグイグイと接客され、「今日は買わないんで〜」と伝えると、あからさまに態度が変わったことがありました。
もちろんそんなお店に私は二度と行きません。私も根が小心者なので、態度が変わる販売員さんのいる店は怖くて行けません。
販売員さん同士の会話で「あなたの店はノルマあるの?」という話がよく出ます。
最近はノルマのないお店が増えているようで、「ノルマがないのは接客する上で助かるよね」という話を販売員同士でよくしていました。
販売員さんは普段から接客していますが、実は「私は接客されるの嫌いなんだよね」という人がめちゃくちゃ多いです。
意外にも、販売員さんにはシャイな人が多く、自分は接客の仕事をしているにも関わらず、自分が買い物に行った際は接客されるのを嫌がる人が多いんです。
そういう私も接客されるのが苦手なタイプです。
話が随分と逸れましたが、買う気がないお客様の接客に関して、あなたはどうしていますか?
明確な答えはないので、あなたの対応方法をご自分で一度考えてみてくださいね。
人によって対応方法が違うので、販売員さん仲間で話してみると面白いですよ。
あなたがお客様としてお店に入ることと、あなたが販売員になってお店に立つことは、全然違います。
2つの視点を持っていると、販売の仕事で役立つことも多いので、休みの日にはぜひ色んなお店に行ってみてください。
そして、販売の仕事をしたことがないという人は、ぜひ一度販売の仕事に挑戦してみてください。
あなたが思っている以上に販売の仕事は楽しい仕事です!
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