人から本音を話してもらえないのはあなたが本音を人に話していないから
2023年11月29日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
洋服を試着した際「すごくお似合いですよ!」と、店員さんから褒められた経験は誰にでもあると思います。
本当に似合っている場合は嬉しいですが、似合っていないのに「似合ってますよ!」と言われると、「この人は本当にそう思ってるのかな?買わせたいだけでしょ?」と、疑う気持ちが出てしまいます。
私もアパレルの店員をしていた時、お客様が試着室から出てきて「これめっちゃ可愛い!」と、お客様が喜んでいる場合は「とてもお似合いですよ!」と褒めていました。
ですが、お客様が暗い顔で「全然似合ってない」と試着室から出てきた場合、本当に似合っていたら「似合ってますよ」と言いますが、本当に似合ってない場合は「そうですね。ちょっとイメージしたものとは違ったかもしれませんね。」と言っていました。
店員がお客様に対して、本音をズバッと言うのは難しいですが、似合っていない上にお客様ご自身も似合ってないと思っているなら、同意してあげたほうが親切だと思います。
人に自分の本音を言うのは、特に女性は苦手な人が多いです。女性は本音を言わず、建前を言う人が多ため、そのことに悩んでいる女性がかなりいます。
私は個人事業主に向けて、集客相談や起業相談に乗る仕事を個人でしているのですが、「このブログやSNSの内容ではずっと集客できませんよ」とか「自分の頭で考えていないうちは、誰もお客様になってはくれませんよ」と、かなりハッキリと本音を言っています。
女性の私が同性である女性に本音を言うと、最初はビックリされるのですが、「こんなにズバッと本音を言ってくれる人に初めて会いました!」と、途中から喜ばれます。
多くの女性のお客様から「ぜひ友達になってほしい!」と言われますが、残念ながらお客様とは友達にはなりません。
ですが、それだけ本音で話ができる人が女性の周りにいないのです。
多くの女性は友達同士であっても「建前」で話をしています。本音で話すと角が立つため、友達同士でも知らず知らずのうちに本音を隠して付き合っています。
建前での付き合いが疲れるようで、同性の友達ができないと相談されることもあります。
「友達であっても誰も本音で話をしてくれない」と、最近女性のお客様から相談されたのですが、これは間違いです。
人にあなたの本音を話してないから、誰もあなたに本音を話してくれないのです。
現に、私がお客様に本音を話せば、お客様は本音を話してくれます。
友達でも家族でも同じです。本音を話してくれない人に、自分の本音は明かしません。
女性は「自分に問題がある」とは思わず、「相手に問題がある」と思いがちですが、実は自分に問題があることのほうが多いのです。
誰にでも本音で喋れば良いわけではないですが、「この人ともっと仲良くなりたいな」と思う人がいれば、その人には本音で喋ってみてください。
あなたが本音を話せば、向こうも本音で話してくれます。
もし本音で話してくれないなら、その時点でその人に本音を話すことをやめるか、諦めずに本音で話し続けるかのどちらを選択してください。
本音で話せば、本音で返してくれる人は男女問わず結構いますよ。
友達のご機嫌を伺いながら、友達付き合いしている女性はかなり多く、女性友達との関係の相談は本当によくされます。
一度、あなたが人に本音で接しているかを考えてみてくださいね。
それだけで人との付き合い方が変わってきますよ。
販売の仕事でも、お客様はよく販売員さんを観察しているので、お客様に嘘を付けば「この人嘘ついてるな」と見抜かれます。
接客販売が上手い販売員さんほど、本音で話をしてくれるため喋っていても面白いですし、「この人から買いたい!」とお客様に思わせるのも上手です。
仕事でも私生活でも本音が話ができるようになると、仕事の幅や人間関係も広がっていきます。
ぜひ、本音で話せる販売員さんを目指してくださいね。
そして、くれぐれもお客様には失礼のない言葉と態度で接するようにしましょう。
大阪マネキン紹介所は、本音でお客様に接することができる人からのご応募をお待ちしています!
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