人は何歳から老害になるのか?
2024年05月08日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
最近、元放送作家の鈴木おさむさんの「ソフト老害」という言葉話題になりました。
参考記事→ 鈴木おさむ「僕も老害になっていた」。40代からのソフト老害とは
鈴木さん曰くソフト老害とは、
「上のプライドを傷つけず、下の意見をうまいことまとめたつもりでも、下の世代から見たら、その行動が老害に見えてたりするということに気づき、それをソフト老害と名付けました」
とのことです。
今までは、60代や70代以上の人を老害呼ばわりしていましたが、今は40代や50代でも老害と呼ばれます。
参考記事→ 40~50代社員の老害化問題について考える
私も今まで働いた職場で「この人は完全に老害だな」と思う人を何人も見てきましたが、「果たして私はどうなんだろう?」と、私自身の老害化について考えてみました。
考えた結果として「私も立派な老害だな」と結論づけました。老害オマネキです。
あくまでも「私(オマネキ)が考える老害」の範囲での老害です。
私が考える老害の定義ですが、「過去の経験や実績から発言するようになれば誰でも老害である」と考えています。
私の定義から言えば、年齢関係なく誰もが「老害認定」されるおそれがあります。そのため、あなたよりも歳が若い人でも「老害」になり得るのです。
例えば私の場合ですが、私は社会人経験が長くなった上に、仕事での経験もそれなりに積んでいます。そのため、どうしても、私の経験に基づいて人に話をすることが増えています。
人から恋愛相談をされた場合も、過去の私の恋愛経験に基づいて話をしています。
今から起きる出来事や未経験であることについて想像で話をするのではなく、自分の過去に起こった出来事や経験したこと、実際に起きたことに基づいて話をするのは、ほぼ全部老害に当てはまると私は考えています。
そのため、10代や20代でも立派な老害になっている人はいるはずです。ウザい部活の先輩なんて立派な老害ですね。
自分の過去の話ばかりする人なんていうのは、年齢関係なく老害になるのではないでしょうか。
老害は相手の受け取りようによって「害」にもなるし「益」にもなります。
私が30代の人に仕事や恋愛での相談事をされた場合、相談にはのりますが、なるべく私の価値観を押し付けないように気を付けています。
経験値の低い相手と話をする場合、経験値の高い私が発言したことで、良い影響を与える場合もありますが、逆に悪い影響を与える場合もあります。
要は、「薬も過ぎれば毒となる」で、どんなによいものでも度が過ぎれば害になるということです。
特に、仕事や恋愛での経験値が低い人(男女年齢問わず)に、経験値の高い人が膨大な情報を与えた場合、「それが良いんだ!これが正解だ!」と、相手に思い込まれると、相手の経験から得ることができた未来の知識や経験を奪ってしまうことになりかねません。
経験値が低い人にとって一番いいのは、自分で経験して知識を得ていくことです。人が経験して学ぶことを奪ってしまう行為が「老害」となるのです。
経験値の高い人が経験値の低い人に自分自身で考えさせるだけの少しの情報を与えたり、ヒントだけを与えたりする行為も老害だとは思いますが、「老益」になる可能性もあります。
その情報からヒントを得て、自分自身で考えて行動することができるようになれば、「害」ではなく「益」になりますよね。
経験値が高い人の情報が全部正解という訳ではなく、「あの人の言葉は間違いだった」または「あの人の言葉は正解だった」と自分自身で答えを探させることが大事です。
「絶対にこれが良いんだ!私の言う通りにすれば間違いない!」と、男女問わず言い切る人がいますが、ああいうのは完全に老害だと思います。若い人でも言う人いますよね。
歳を取れば誰でも「老害」になるのは仕方ありません。なぜなら長く生きた分、色んな知識や経験が増えていくからです。
私も最近、「なんかやたらと昔の話してるな」と思い、そこから「私って完全に老害だな」と感じたので書いてみました。
歳を取って新しいことに挑戦する場合、過去の経験が活かせないこともあるため、その場合は周囲から「老害」と呼ばれることはありません。歳を取っても新しい何かにチャレンジしたいですね。
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販売の経験が浅いなら、これからあなた自身で得られる知識や経験がたくさんあります。ぜひ、色んなことに挑戦して、楽しい人生を送ってください。
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