現役販売員オマネキのブログ

ルッキズムはいつから世の中に広まったのか?

大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。

 

販売のお仕事に復帰してから、初めて「ルッキズム」という言葉を知りました。

 

日本では、ここ数年で一気に広まったんじゃないかと思います。私も4年ぐらい前までは知りませんでした。

 

「ルッキズムって何だろ?」と、素朴な疑問からはじまり、調べてみたところ、ルッキズムとは外見至上主義のことを指すそうです。

 

「ルッキズム」とは、外見や身体的特徴に基づいて他者を差別する思想や社会現象を意味します。
この言葉は、1970年代にアメリカのメディアによって作られた造語で、外見・容姿を意味する「look」と、主義をあらわす「ism」を組み合わせてできたものです。
日本では「外見至上主義」と訳されることが多く、最近になってよく使われるようになりました。

引用元:ルッキズムとは?注目されている理由や差別をなくすために必要な支援

 

確かに外見だけでは、人間の中身までわかりません。

 

私も身長が高く、かなりがっしりとした体付きなので「何かスポーツやってるの?」と、人からよく聞かれるのですが、完全なるインドア派です。

 

「強そう」とか「怖そう」とかも言われたりしますが、完全に外見で中身を判断されています。

 

外見だけで人を判断するのは私もよろしくないと思います。私も散々外見で嫌な目に遭ってきたからです。

 

ただ、私自身を含め、やはり外見を重視してしまう傾向が世の中にはあります。

 

学生時代も外見重視の人が多かったですが、社会人になると学生時代より、もっと外見を重視する人が増えます。

 

お店によっては、超美人のスタッフさんや超かわいいスタッフさんしかいないお店もあり「絶対に外見で選んでる!」と、一目でわかるお店もあります。

 

では、「外見で選ぶことがダメなのか」と言えば、ダメとは言えません。なぜなら、お店やブランドのイメージがあるからです。

 

アパレルのお店は特に、ブランドイメージが大切です。

 

ブランドイメージに合わないスタッフさんが店舗にいれば、「あれ?なんかちょっとイメージと違うな」と、お客様から思われかねません。

 

なので、一概に「ルッキズムは絶対にダメ!」と、言い切れません。

 

それに何だかんだ言っても、履歴書の写真や面接の際の見た目で、採用不採用を決めている会社も多いです。

関連記事→ 履歴書の写真だけで採用・不採用が決まることもある

 

「見た目じゃない」と、どれだけ言われたところで、面接官も人間なので、面接官の好みの見た目が必ずあります。

 

見た目じゃない割に、今でも面接にはリクルートスーツを着ることが推奨されています。

 

化粧も派手な化粧ではなく、ナチュラルメイクのほうが人への印象が良くなります。

 

面接する側の人の気持ちになってみるとわかりますが、ボサボサ頭の人よりも、櫛が通っている髪の人のほうが印象がいいですし、上下で揃っていないスーツを着ている人よりも、上下揃ったスーツを着ている人のほうが印象がいいです。

 

それに、人には好みがあります。

 

太っている人が好きな人もいれば、痩せている人が好きな人もいます。

背が高い人が好きな人もいれば、背が低い人が好きな人もいます。

顔が整っている人が好きな人もいれば、個性的な顔が好きな人もいます。

 

人にはそれぞれ好みがあるため、人の好みを責めることはできません。

 

人の好みは人の好みなので「えー、あんな人が好きなの?どこがいいの?」と、人の好みを揶揄するのはダメです。

 

昔から、「人の外見で決めるな」と言われていますが、ルッキズムを批判する割に、最近のネットを見ていると人の外見だけを褒める傾向が多いなと感じます。

 

女性タレントさんのことを「痩せて綺麗になった!」とコメントする人も多いのですが、裏を返せば「痩せてない時は綺麗じゃなかった」とも取れます。

 

痩せている人 = 綺麗な人

というのが、ダメなルッキズムの思想だと思いますが、女性も男性も実際は「痩せいる人は綺麗」という思い込みがありますよね。

 

過剰にルッキズムを意識するということは、その裏の感情があり、過剰なほどのコンプレックスを持っていることも考えられます

 

持って生まれた体質や見た目で人を判断するのは、もちろんダメなことです。

 

ですが、世の中はまだまだ見た目を重視する傾向が強いので、「ルッキズムを批判する割に、ルッキズムを重視する人が多いな」と思う今日この頃です。

 

販売員のお仕事では、やはり見た目が重視されます。

 

見た目を重視といえども、痩せていて美人やかわいい人しか雇われない訳ではありません。

 

販売員に求められる見た目とは「清潔感のある人」です。販売員は特に、お客様と直接的に関わる仕事なので、清潔感のある人が求められます。

 

オマネキ自身、痩せてませんし、美人でもかわいくもありませんが、販売員として採用されました。身なりには気をつけているからです。

 

販売員だけでなく、どの仕事でも「清潔感のある人」というのは、採用されやすいので、常に身だしなみを整えることをお勧めします。

 

実際に、販売員として働くとよくわかるのですが、見た目が良い人よりも個性的で面白い販売員さんが多いです。そして、みなさん清潔感はありますよね。

 

「痩せてないからダメかも」とか「美人じゃないから無理かも」と考える前に、身だしなみを整えて、ぜひ求人に応募してみてください。

 

案外、私のように採用されることもあるので、あなたからのご応募お待ちしています!

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