日本人は漠然とした不安を抱えながら不安定な世の中を生きるしかない
2022年11月06日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
コロナはおさまっていませんが、コロナと共に生きる時代に突入しました。
ニュースを見れば、戦争や円安、物価高の話題ばかりです。
今の10代、20代、30代前半の方達は「安定」という言葉が、いかに不安定で不確かなものであるかを理解しているかもしれません。
30代後半以上は、いまだに「安定」を求める人もいます。
ですが、そんなものは今の日本には無くなってしまった。と私は考えています。
私は前の会社で正社員として働いていたのですが、正社員で働いていても「私はこれで安泰だ!」と感じたことはほとんどありませんでした。
なぜなら実力主義の会社だったからです。
上司との面談の際は「会社が求めているスキルが保てないなら、来年にはあなたはこの会社にいないかもしれません。」と、面談毎に言われていました。
頭の中は、常に「リストラ」という言葉がありました。
幸いなことに私はリストラされず、自ら会社を辞める道を選んだのですが、リストラされた人も数多くいました。
ただ、リストラされずに会社に残った人でさえ、「私は定年まで安泰だー!」と思っている人はいませんでした。
私が会社で働いていた時と同じで、常にリストラされるかもしれない恐怖と戦いながらみんな仕事をしています。
私が働いていた会社はかなり進んでいたので、「今の日本にはそんな会社、滅多にないでしょ。」と思われるかもしれませんが、そうではありません。
私の予想では、定年まで安定して働ける会社は、日本でも今後5年〜10年で存在しなくなると思います。
そのため、どれだけ安定を求めても「安定」は手に入りにくくなります。
その流れは、今後ますます加速していくでしょう。
結婚して旦那さまがいても、それは「安定」を手に入れたとは言えません。
以前、私が書いた記事ですが、「離婚 生活費」「離婚 経済的理由」「離婚したい 我慢」などのキーワードで検索され、かなりの人に読まれています。
関連記事→ 離婚後の生活費を女性が心配しなくなれば離婚はもっと増える
なので結婚すれば生活や収入が安定すると考えている人がいるなら、それはかなり「おめでたい人」だと私は思います。
何が言いたいのかというと、
この不安だらけで不安定な今の日本を生きていくためには「あなたがあなた自身をどう活かすのかが鍵になる」
ということです。
頼るものはあなた自身。他の誰でもありません。
結婚していても、両親がいても、一番頼りになるのは自分自身なんです。
自分に投資をすれば、必ず大きなリターンが返ってきます。
経験を積んだり、スキルを磨いたり、勉強したり、そういうのが自己投資です。
お金を投資する訳じゃないですよ。詐欺に騙されないでね。
「私は何も取り柄がない」「何をすればいいのかわからない」と、男女問わず相談されることが多いのですが、実のところ何の取り柄もない人なんていないんです。
人は何かしらの取り柄(得意なこと)が、必ずあるものです。
自分自身の得意なことを伸ばし、経験や実績を増やし、自分に自信をつけ、自分を磨いていくことが不安定な世の中を生き抜く術です。
得意なこと(取り柄)の見つけ方を、ある人から聞いたことがあります。
■あなたが大好きなこと
■あなたが無理なく継続できること
■あなたが周りに評価されること
この3つの重なる部分を考えるのだそうです。
私がこの3つを考えた結果、元々好きだった販売員をもう一度やることになりました。
私の場合、販売員以外の仕事もやっていますが、この3つに当てはまることを仕事にしているので、続いているのかもしれません。
ということで、女性は「私は取り柄がない」とよく言いますが、女性は感情労働が得意なんですよ!
関連記事→ マネキンや販売員は肉体労働ではなく感情労働
なので、得意な感情労働を活かして、ぜひ販売員の仕事をやってみてください。
あなたの意外な才能が発揮されるかもしれません!
前々から、女性の感情労働について詳しい記事を書こうと考えているのですが、思い入れが強すぎて、なかなか筆が進みません。
しばらくお待ちを。。
不安定の世の中だからこそ、どこでも働けるようなスキルを身に付けておけば、何が起きても次の仕事は見つけられます。
特に販売職は求人がどんどん増えているので、あなたに合った仕事が探し放題ですよ。
ぜひ、大阪マネキン紹介所の求人をのぞいてくださいね。
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