キツい職場でもゆるい職場でも若者は職場を去っていく
2022年11月14日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
職場への不満は誰にでもあります。
職場への不満がMAXになると、ほとんどの人が職場を去ります。
そういう私も今まで3度職場を去っています。
私が職場を去った理由ですが、
「この会社にいても、もう成長することはない。私のやることはやり切った。」と思うようになれば、迷うことなく退職していました。
要は、この職場にいても成長しないと思えば、人は職場を去るのです。
私の時代はパワハラ、セクハラ、男女差別、何でもありの時代でした。
いわゆる「キツい職場」が多かった時代です。
年が離れた女性社員からの嫌がらせは当たり前。
男性社員には大声で罵倒されたり、殴られる寸前までいったことも何度かあります。
今は昔と違い、コンプライアンスが厳しすぎて、何をやっても「パワハラ」「セクハラ」「男女差別」と言われます。
若い後輩を指導している友人から
「今の若い社員は怒られることに慣れてないから、ちょっと怒っただけでパワハラだと騒がれるので、何にも注意できない!」と、ぼやいているのを聞いたことがあります。
そういう意味では「ゆるい職場」が多くなっているのかもしれません。
「今はゆるい職場が多くていいな〜。」と私は思っていましたが、びっくりしたことに「ゆるい職場」を嫌がる若者が増えているそうです。
参考記事→ リモート勤務で叱られぬ日々、「ゆるい職場」去る若手社員…[コロナ警告]きしむ社会
若い人は若い人で「こんなにゆるい職場だと、何の成長もできない。」と、焦る人もいるのです。
私も20代や30代前半の何人かと同じ職場になり、一緒に働いたことがありますが、仕事ができる人が多い印象があります。
若い人には真面目に働く人が多く、素直な人も多いなと私は感じたのですが、あなたの職場ではどうでしょうか?
若い人は頭ごなしに叱られるのが嫌なだけで、ちゃんとした理由を説明すれば、納得して聞いてくれる人はたくさんいるんじゃないかと思います。
私が若い時もよくわからない理由で怒鳴られ「私は何の理由でこんなに怒鳴られてるんだろう。」と思うことがありました。
何が悪いのかを怒鳴らずにちゃんと説明してくれれば「私が悪かったです。すみませんでした。以後気を付けます。」と、謝ることもできます。
それが自分の成長にも繋がります。
ですが、ただ単に怒鳴られれているだけだと納得もできないし、素直に謝ることもできません。もちろん自分の成長にも繋がりません。
まさに怒られ損です。
それとは逆で「怒られない」「注意されない」「説明されない」ということが原因で、若い人が職場を去りたくなる気持ちもわかります。
「せっかく入った職場なのに、誰からも注意も説明もされず何も学べないなら、何のために自分はここで働いているんだろう。」と悩んでしまうのでしょう。
職場での自分の存在価値を見出せなくて苦しむのです。
結局、職場の誰からも「ちゃんと説明してもらえない」ことが、若い人を苦しめているのだと思います。
若い人に注意や説明をしたら
「こんなことやって何の意味があるんですか」とか
「詳細は飛ばして結論だけ言ってください」
と言われるのが嫌なので、それなら何も言わない方が良い、と考える中高年や会社が増えているのでしょう。
ですが、それは勝手な思い込みの場合もあるので、若い人に直接「説明してほしい?」「注意してほしい?」と、聞いてみるのもアリかもしれません。
説明して「ウザい」という顔をされたら、もう注意しなくてもいいと思います。
なぜなら、その人は今後自分が成長する機会を自分でミスミス逃している訳ですから、それは自分の責任です。
先ほど紹介した記事の中に
「若者にとっての安定の定義は、大企業に勤めることから、どんな状況でも渡り歩けるよう経験やスキルを蓄積することに変わった。」
と書いてありました。
まさに、私が先日書いた記事そのまんまです。
関連記事→ 日本人は漠然とした不安を抱えながら不安定な世の中を生きるしかない
実は、私は可愛くてやる気があって仕事ができる若い女性が大好きです。(変な意味じゃなくて)
そういう若い女性に「成長したい」という気持ちがあれば、私にできることがあれば何かやってあげたいと思っています。
ということで、大阪マネキン紹介所は若くてやる気があって仕事もできる、成長したい若い女性からの求人の応募は大歓迎です!
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