時給の高い仕事でも女性から選ばれなくなっているのはなぜ?
2023年04月04日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
黙っていましたが、実は私、2月末で働いていたお店を辞めました。
という訳で、今は販売の仕事をお休みしています。
とりあえず、4月末までは本業の仕事に注力する予定ですが、5月以降はまだ未定です。
お店を辞めると決めてから「良い仕事ないかな〜」と、大阪マネキン紹介所の求人を見たり、indeedの求人を見て思ったことがあります。
「時給が高くなってない?」ということです。
今年に入ってから、販売の仕事での時給が高くなっているところがかなり増えました。
にも関わらず、2月まで働いていた商業施設では、私が働いていたお店や周りのお店でも、販売員さんの数が足りていませんでした。
募集をかけても応募してくる人が減ったそうで、採用してもすぐに辞める人が多いとも聞きました。
時給が低いから応募してくる人が減っているのかというと、どのお店でも時給は結構高いです。
そう考えると「時給が高い仕事=応募者が増える」という図式は成立しなくなっています。
お金だけで仕事の価値は決まらないのです。
今回、私も色々と仕事を探してみて「私は何基準で仕事を探しているのか」を考えてみました。
もちろん、私も最低限の時給希望ラインはありますが、時給以外では、
■自分に合っている仕事内容か
■楽しく長く働けそうか
■働く時間や休憩時間の長さ
■希望の休みを取得できそうか
など、お金以外を重視する傾向にありました。
要は、ワークライフバランス(仕事と生活のバランスがとれた状態)を重視しているのです。
給料が高くなくても、生活できるだけの収入があれば満足で、仕事よりも趣味などプライベートの時間を豊かに過ごしたい人が増えたのではないかと思います。
一昔前は「お金がすべて!」という価値観の人が多く、朝から晩まで働いて、家にいる時間は寝る時間だけ、という人が普通でした。
自分の時間をすべてお金に換える人が多かったと思います。
ですが、その価値観がかなり変化しています。
仕事も楽しめて、私生活も楽しめる。
どちらかというと、私生活を重視していて、私生活から逆算して仕事を決める人が増えているため、時給が高いことが仕事を選ぶ基準にはならないのです。
ガムシャラに働くのではなく、自分の好きな仕事だけして、生活できるだけのお金が貰えればOK!という感じです。
私の周りにいる販売員さん達の話を聞いていても、私生活を重視している人が大半です。
占い好きな人なら知ってると思いますが、2020年から時代は「風の時代」へと変わりました。
それまでは「地の時代」でお金や物質主義だったのですが、「風の時代」では目に見えないもの(自由や平等、精神性や知性、個性など)に対する価値が重視されます。
2023年はますます風の時代に拍車がかかり、「持たない生活」が基盤となり、個人が自分なりの価値観でものごとを選択することが増えるそうです。
そう考えると、時給だけで仕事を決める人は今後もっと減るかもしれません。
ドライバーさんの人手不足も深刻ですが、サービス業での人手不足も深刻になるつつあるので、雇い主の企業は大変です。
なにしろ、お金(給料)だけでは選ばれない訳ですから、時給を高くしたところで「こんなに給料が高いなんて怪しい!何かとんでもない要求をされるかも!」と、逆に不審がられます。
人手不足を解消する解決策としては、「年齢関係なく働ける人なら雇う」です。
前から言ってますが40歳を超えた女性は「私なんて雇ってくれる会社なんてどこもない」と思っています。
関連記事→ 女性の40代や50代は雇ってくれる会社がなくて仕事を見つけるのが大変なんです。に対する私の回答
40代後半、50代、60代は、昭和を背負っているため真面目に働く人が多いですし、ベビーブームの影響で人数も多いです。
それなら、ある程度で時給を高く設定し、その分、1人が働く日数を減らし、複数で仕事をシェアすればいいのではないかと思います。
あくまでも私の考えですが(汗)
若い働き手が、今後増えることはありません。
なぜなら1975年以降、出生率は減り続けているからです。
参考記事→ 出生の年次推移
若い働き手を待つよりも、今働ける人を有効活用するほうが、経済にとってはいいんじゃないかと思います。
私も元気な50歳目前女子ですので、自分の願望を書いてみました。
とはいうものの、時給は高いに越したことはないですけど ^ ^
ということで、大阪マネキン紹介所の求人の時給も上がっています。
色んな販売の仕事もあり、選びたい放題です。
もちろんワークライフバランスを重視できる、15日前後の求人もあります。
ぜひ、求人一覧を見てくださいね。
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