現役販売員オマネキのブログ

接客販売員の仕事ではお客様からのハラスメントはありますか?

大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。

 

最近何かと話題になっている「カスタマーハラスメント」略してカスハラですが、「接客販売員の仕事はしたいけどカスハラがこわい」という人も実際にいると思います。

 

カスハラについて詳しく書いた記事から「カスハラとは何か?」を抜粋すると、

■ 従業員に対して暴力をふるう

■ ブス、ババア、アホなどの暴言

■ 店舗に来て大声で怒鳴りながらクレームを言う

■ クレームのたびに複数で囲み、罵声を浴びせる

■ 些細なミスについて、「いますぐ来い」などと呼び出す

■ 男性顧客が女性従業員にセクハラまがいの言動をする

■ 土下座を求める

■ ネットに書くといって脅す

■ 担当者を解雇しろと会社に要求する

■ 合理的な理由なく金品を要求する

■ 不合理な特別待遇を要求する

■ 電話で1時間以上拘束する

引用元:カスタマーハラスメント(カスハラ)とは?企業がとるべき6つの対策

 

要は、お客様からお店や店員に対する迷惑行為のことを「カスタマーハラスメント(カスハラ)」と言います

 

私の場合ですが、販売員の仕事ではほとんどカスハラを受けたことはありません。

 

あるとすれば、以前の記事にも書いたことがあるのですが、中高年男性から長時間に渡り拘束され、自慢話を聞かされ続けるぐらいです。

関連記事→ 人の話を聞く習慣がないから友達ができないのが中高年男性

 

言葉の暴力や暴言は吐かれた記憶はありません。

 

私がラッキーなだけかもしれませんが、アパレルや雑貨、服飾の販売のお仕事で実際に極度のカスハラを受けたことがある販売員さんは、そこまで多くはないと思います。

 

カスハラのニュースを見ているとカスハラを受けやすい業種の特徴に気付きます。

 

それは「年齢や性別関係なく誰もが利用する場所での接客の仕事」です。

 

「年齢や性別関係なく誰もが利用する場所での接客の仕事」では、カスハラを受けやすいということです。

 

まず思い付くのが、「公共交通機関」です。

駅員さんやバスの運転手さんに怒鳴っている男性をたまに見かけますよね。

あれはカスハラに当たります。

 

次に思い付くのが、「コンビニ・スーパー」です。

コンビニ店員さんを怒鳴り散らし土下座や謝礼まで要求する人が一時期問題になりました。

 

後は、「飲食店」です。

特にラーメン屋さんなど、誰でも気軽に入れる飲食店が狙われやすいです。

ネットでもかなり騒がれた「堀江餃子事件」もカスハラに当たると思われます。

 

不特定多数の人が利用する場所では、いろんな人がいるため、カスハラが起こりやすいのかもしれません。

 

アパレルや雑貨、服飾のお店では、それぞれの店舗でターゲット層(製品やサービスを提供・販売するにあたって対象となる顧客層のこと)が決まっているため、客層にそこまでのばらつきはありません。

 

似たような年齢や似たような収入、似たような嗜好のお客様をターゲットとしているため、カスハラが起こりにくいと言えます。

 

逆を言えば、ターゲット層を絞っていないお店はカスハラにあう可能性が高くなることもあるのでしょう。

 

私が働いていたお店でもターゲット層が決まっていたため、カスハラがほぼありませんでした。

 

特にアパレル会社は、それぞれのブランドでのターゲット層を緻密に決めています。

 

そのため、お客様からのハラスメントをそこまで気にする必要もありません。

 

どの仕事を選んでも、お客様や取引先とのやり取りはあるため、それに伴いクレームも発生します。

 

私も今まで色んな仕事をしてきましたが、お客様や取引先からのクレームがなかった仕事はありませんでした。

 

勘違いしてはいけないのは「クレームとハラスメントは違う」ということです。

 

■クレームとは、商品やサービスに対する不満や不具合を指摘し、改善や対応を求める意見や要求のことです。

■ハラスメントとは、相手の意に反する行為によって不快にさせたり、相手の人間としての尊厳を傷づけたり、脅したりすることです。

 

時としてクレームは、お店やメーカの品質向上や業務品質向上に繋がります

 

ですが、ハラスメントはただの嫌がらせです。

 

そのため、クレームには対処方法があり、適切な対処をすればお客様も納得されます。

参考記事→ クレーム対応の4つの基本手順

 

カスタマーハラスメントは、不法行為(民法709条:故意または過失によって、他人の権利を侵害し、これによって他人に損害を与える行為のこと)に該当し、損害賠償請求が認められるほか、刑罰が科されるおそれもあります。

 

要はカスハラは違法行為になるということです。

 

カスハラを受けたら、必ず他のスタッフ・警備員さん・商業施設の正社員さんに助けを求めるようにしてください。

 

大阪マネキン紹介所では、ターゲット層がしっかりと決まっているアパレルや服飾でのお仕事の求人がたくさんあります。

 

働き甲斐がある接客販売の仕事にチャレンジしてくださいね。

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