会社が人を育てるのは35歳までが限界説
2023年12月20日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
最近、会社員の友人たちから、35歳以上の人に対して「育てる」「育てられない」という話を立て続けに聞きました。
私は昔から「会社(もしくは人)が人を育てるのは35歳までが限界説」という説を勝手に唱えています。
20代や30歳前後の人なら、会社はその人を「育てる」ことができます。頭も柔らかいですし、変化も柔軟に受け入れやすい年齢だからです。
ですが、人は35歳をすぎると脳と体が急激に老いていきます。
35歳過ぎた人(40代・50代など)に対して「上手く育てられなかった」と、友人から相談される度に、私には違和感があります。
そもそも35歳を過ぎた人は、十分すぎるほど社会人として育っています。
そんな人を「育てる」ということ自体が無理なのです。すでにその人は育っていて、これ以上育ちようがないだけです。
その人はその人なりに、社会人として出来上がっているのです。出来上がっている状態なので「これ以上育たない」だけです。
周りの人から見て、その人が育ってないと思えるなら、それは会社の責任でも、上司の責任でもなく、その人自身の責任です。
35歳を過ぎても「社会人として育っていない」なら、その人に変わることを期待すること自体が間違っているのではないかと私は思います。
元来、人は自分から変わる気がなければ変われない怠け者です。
35歳まで変わる気がなかったから、変わらなかったのは、その人が選んだ生き方です。
要するに、楽な道を選んできたのです。
そのため、35歳を超えた人を「育てる」というのは土台無理な話なのです。
「仕事を教える」とか「仕事を覚えてもらう」というのは年齢関係なくできますが、「育てる」ことを前提とすると35歳以上は無理ではないかと思います。
私は、人が色んな変化を受け入れられなくなるのは35歳からだと考えています。
私も42歳になった時に、「私って35歳までの遺産で今は仕事してるんだ」と気付きました。
特に30歳から35歳の間に、人は精神と肉体がピークを迎えます。
35歳までにどれだけの変化を受け入れて、自分を成長させることができているのかで、40歳以降の生き方が決まります。
ということで、仕事をする上では35歳までが勝負です。
転職するにしても、個人事業主になるにしても、結婚するにしても、35歳までの経験が40歳以降もずっとつきまといます。
ただ、自分から変わろうと思ったなら、35歳以上でも変わることは可能です。ただし、35歳以上から考えを変えるのは、かなり大変なので、やはり若いうちに育っておいたほうがラクですよ。
35歳までに十分育っている人なら、後は年齢関係なく、どんな仕事でも「覚えること」と「慣れること」ができれば、仕事はできますよ。
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