話が長い男性の特徴は「人と会話を成立させる気がない点」
2023年07月30日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
数年前に「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」と言って、話題になった男性がいました。
誰だか覚えていますか?
参考記事→ 「女性がたくさん入っている会議は時間かかる」森喜朗氏
森さんの発言ですが、一理あると思うことがあります。
上記の記事から抜粋すると、
「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手をあげていうと、自分もいわなきゃいけないと思うんでしょうね。それでみんな発言されるんです」
女性の話が長くなるのは、一人の女性だけが延々と喋るから長くなるのではありません。複数の女性が喋るから長くなるのです。
その点だけは森さんに同意します。
「わかる〜」と共感したり「私も似たようなことがあった!」と自分の出来事を思い出したり「でも実際は違うんだよ。実は〜」など、違う角度の話をしたりと、女性は誰か一人の話を聞き続けるのではなく、自分の話も話します。
そのため、女性は競争意識が高いから一人の女性が発言すると、他の女性も発言するのではなく、女性は共感力が高いから、他の女性の発言を聞いていると「こんなこともあるから言っておこう」となり、会議が長くなるだけです。
女性は横の繋がりが強いのです。
そして、女性同士の話は会話として成立しています。
そのため、女性は誰か一人だけが発言権を持っているのではなく、各々が発言権を持っているため、女性同士で喋るとお喋りが尽きることがなく、話が長くなるのです。
一方で、男性は女性のようにはいきません。
男性は縦社会で生きているため、トップの人が発言すると他の人は発言しません。
発言すれば「俺の言うことにお前は逆らうのか!」と、トップの人にキレられる可能性があるからです。
そのため男性だけの会議は、偉い人が発言すれば、後は誰も発言しないため、会議時間が短くて済むのです。
私も色々な男性と仕事をしましたが、男性はディスカッション(議論)が嫌いです。
ある事柄に対して「こんな考え方もありますよ」とか「言っていることはわかりますが、違う方向でも検討してはどうですか?」と誰かが提案すると、ほとんどの男性は機嫌が悪くなります。
男性は「自分の考えを全面的に受け入れて欲しい!」症候群なのです。
これがかなり面倒臭いです。
ちょっとでも自分を否定されることが嫌いな男性はかなり多いため、女性は常日頃から男性に気を遣いながら話をしています。
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そのため、女性が男性と話をする時は聞き役に徹するほかありません。
販売員をしているとわかるのですが、長時間話をやめないのは、女性のお客様よりも断然男性のお客様が多いです。
以前の記事にも書いたことがありますが、男性は女性よりも話し相手がいないため、販売員さんを捕まえると、軽く1時間は離してくれません。
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女性のお客様でも話の長い人はいますが、どちらかといえば販売員さんに「共感してほしい」お客様が多いため、一方的に自分の言いたいことだけを話すお客様は少ないです。
男性のお客様で話の長い人に関しては「共感して欲しい」という気持ちが微塵も感じられません。
「共感」ではなく「黙って俺の話を聞け」タイプの人がとても多いです。
販売員さんに求めているのは相槌だけです。
会話として成立させる気が男性側にありません。
男性が女性の販売員さんに求めているのは「私はあなたの話に熱心に耳を傾けていますよ」という姿勢だけです。
私も販売員の時、男性のお客様に延々と話をされ「この話、一体いつ終わるのかな。」と、心の中で思っていましたが言えるはずもなく、時が過ぎるのをただ黙って待つしかないのがとても苦痛でした。
話が長い男性は、人と会話をする気持ちがそもそも最初からありません。
そのため、一人で喋り続け、話が長くなるのです。
女性の話が長い理由とは大分違いますよね。
「男性は無口な人が多い」と思っている人もいますが、私からすれば「男性はお喋りな人が多い」です。
それも一方的に自分の言い分だけを喋りたい人が男性には多いです。
もちろん男性にも、話を黙って聞いてくれる人もたくさんいますよ。
女性と話をしていると、間違いを指摘してくれたり、色々と気遣ってくれることが多いため、私は男性と話すよりも女性と会話するほうが好きです。
販売員の仕事は女性が多いため、スタッフ同士で話をするだけで、結構ストレスの発散になります。
色々と話を聞いてくれる女性販売員さんは多いです!
男性ばかりの職場だと会話にならず、女性にはストレスがかかってしまう場合もあります。
日頃から男性が多い職場で働いている人は、ぜひ一度販売員のお仕事を経験して欲しいです!
女性の良さを改めて実感できますよ!
大阪マネキン紹介所には、販売の求人がたくさんあるので、興味がある人はいつでも応募してくださいね。
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