販売員になりたい方へ!採用を成功させる5つのポイント

 

販売員になるためには、面接などの採用試験を受けなければなりません。憧れの販売員として採用されるためには、どんなことに注意して面接に臨めばよいのでしょうか。そのコツをお教えします。

 

■よい第一印象を与える

面接では第一印象が大事になります。第一印象を決めるのは、身だしなみなどの全体的な雰囲気や姿勢、話し方などです。販売員の仕事の現場では初めてのお客様に接することが多いので、相手にどんな第一印象を与えるのかを採用官は見ています。そのことを意識して、明るく清潔感がある雰囲気を作れるように心がけましょう。

 

■会話のキャッチボールをする

面接では、採用官からなされる質問に的確に答える必要があります。スムーズな会話のやりとりを行う能力は、販売員として店頭に立ったときにも、お客様との関係で必要になる能力でもあります。相手の話をよく聞き、相手の立場に立って、相手が聞きたいことを的確につかみましょう。自分が話したいことを話すのではなく、相手が聞きたいと思っていることを話すのがポイントです。

 

■採用官の話をしっかり聞く

実際に店頭に立つ販売員に大切な態度として、人の話をよく聞くということがあります。お客様がどんなことに困っているのか、何を求めて店にいらっしゃたのかをしっかり冷えリングした上で、適切なアドバイスをしなければなりません。ですから、面接でも人の話を聞ける人かどうかを採用官は見ています。

 

■相手のことを考えた話し方をする

受け答えをするときは話し方にも気をつけましょう。相手に伝わりやすいように、ゆっくりハキハキ、明確に受け答えすることが大事です。また、相手の反応を見て、こちらが話していることを理解してもらえているかどうか確認しながら話すことも大切になります。こうした相手を意識した話し方ができているかどうかを採用官は見ています。会話は常に相手があってはじめて成り立つということを理解し、相手に分かりやすい話し方を心がけてください。

 

■自然な笑顔を浮かべて

笑顔は大事ですが、不自然な作り笑顔は逆に印象を悪くしてしまいます。面接試験ですから仏頂面はいけませんが、終始スマイルというのもいただけません。ごく自然に、会話の中でこぼれる笑顔というのが一番素敵な表情です。

 

(まとめ)

販売員として採用されるために必要なことは、そのまま販売員になったときに必要になることでもあります。就職活動を通じて求められるスキルを磨いておけば、いざ仕事をはじめるときにもきっと役に立つことでしょう。

販売員にも使える?心理学のさまざまな手法

 

販売員は、お客様と信頼関係を結んでよい買い物をしていただくのが仕事です。心理カウンセリングの手法の中には、販売員にとって参考になるものがあります。いくつか紹介しますので、接客の参考にしてみてください。

 

 

■ラポール

カウンセリングを行う上で、とても大切なのがラポールです。カウンセラーとカウンセリングを受ける人(相談者)との信頼関係のことをいいます。信頼関係がないと、相談者はカウンセラーのアドバイスに納得して耳を傾けてくれません。信頼関係を築けるかどうかがコミュニケーションの成否を決めるという点で、ラポールは販売員の接客とも共通するものがあります。

 

■ミラーリング

ミラー、つまり鏡のようにカウンセラーが相談者の動作を真似ることをいいます。相談者とカウンセラーの間にラポールを築く方法の一つです。人は自分に似た人に安心感や親近感を感じて心を開くので、あえて相手の真似をするという方法です。店舗でもお客様の動作をさり気なく真似ることで、お客様が安心し、販売員に声をかけやすくなるかもしれません。

 

■傾聴

カウンセリングの基本となる重要な方法で、相談者の言うことに善し悪しの評価をせず、「共感」を持って「受容」します。こうすることで、相談者が自分自身を見つめ直すことができるようになります。店舗接客でも、販売員が自分の意見を言う前に、まずはお客様の悩みや相談をしっかり聞くことがとても大切です。

 

■アイメッセージ

「アイ(I、私)」を主語にした話し方で自分の気持ちを相手に伝える、コミュニケーション方法です。人に何かをいうときは、どうしてもYOUメッセージになってしまいがちですが、「あなたは〜」と言われると、相手は自分が責められているように感じてしまいます。そこで、「私は〜」と言うことで相手が冷静にこちらの感情を受け入れられるようにします。接客でもこの言い方のほうが、お客様との距離感をとりやすくなります。

■ペーシング

相談者の呼吸や話し方、動作のペースにカウンセラーが合わせることをいいます。相手に合わせることで相談者がカウンセラーに安心して心を開きやすくなります。店舗販売でも、店員が一方的な調子で話しかけてしまうと、お客様は自分のペースとのズレを感じて居心地が悪くなってしまいます。販売員は、できるかぎりお客様の話すペースや動くペースに合わせましょう。そうすることで、お客様は安心して買い物できるようになります。

 

(まとめ)

お客様と信頼関係を気づいて安心して心を開いていただくのが、販売員の仕事です。そのための方法としてカウンセリングの手法も役立ちます。ぜひ活用して、お客様とのよい関係づくりに役立ててください。

立ち仕事がツラい!販売員におすすめの腰痛対策について

 

販売員の仕事は基本的に立ち仕事です。長時間、お店の中で立ったまま仕事をしていると腰を痛めてしまうことがよくあります。腰痛に悩まされず仕事をするために、気をつけておきたいことをご紹介します。

 

■腰痛の原因は?

腰痛の原因は、腰を使い続けたためというよりも、長時間同じ姿勢をとり続けることや、急な動きをして腰に負担をかけてしまうことにあります。販売員に腰痛が多いのは、長い間立ちっ放しだったり、商品の入った箱の上げ下ろし、棚の商品を揃え直すのに中腰で前かがみになることが多いからです。

 

■ストレッチで腰をほぐす

正常な腰骨はゆるやかなS字カーブを描いていて、頭の重さをうまく分散しながら支えています。しかし、同じ姿勢を取り続けて筋肉が凝り固まってしまうと、柔軟性を失って腰痛の原因に。腰痛を予防するには、筋肉をほぐすストレッチが有効です。お店に立った状態でもできるストレッチとしては、壁に向かって立ち、片足を少し後ろに引いてかかとが床から離れないように気をつけながら、両手で壁をぐっと押します。ひざの後ろからふくらはぎ、アキレス腱をしっかり伸ばすのがポイントです。

 

■急な動作、無理な動作をしない

腰骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板が筋肉疲労などで働かなくなると、腰痛が起こるといわれています。筋肉を疲れさせる原因の一つが、急な動作や無理な姿勢をとること。重いものをいきなり持ち上げたり、腰をねじるような姿勢でものを取ったり置いたりすると、ぎっくり腰の原因になってしまいます。

 

■体を休める

筋肉が疲労すると腰痛になりやすくなるので、しっかり休息を取ることも大切です。仕事が忙しいときほどきちんと体を休ませないと、疲労が蓄積して大きな腰痛を引き起こしかねません。体調管理に気をつけている人は多いと思いますが、風邪やインフルエンザ予防だけでなく、腰痛予防もぜひ心がけてください。質のよい睡眠を十分取ることと、バランスのよい食事を摂ることが、体を休めるためには欠かせません。

 

■ストレスを溜めない

精神的なストレスも筋肉を凝り固まらせる原因になるので、腰痛を引き起こします。悩みは大きくなる前に誰かに相談し、休日には好きなことをしてストレス解消しましょう。オンとオフを上手に切り替えるのが、ストレスを溜めないコツです。

 

(まとめ)

腰痛は少し気をつけるだけで、かなり予防することができます。悪くなってからでは治りにくくなるので、腰痛にならないように注意することが大切です。

お客様から分からないことを質問されたときの対処法

 

 

お客様から見れば、新人でもベテランでも同じ販売員。分からないことがあれば、知っていると思って質問してきます。急にお客様から何か聞かれても、慌てずに対処する方法を知っておきましょう。

 

■慌てない

意外な質問を受けて分からないと、思わず慌ててしまいます。でも、なるべく落ち着いて対応してください。「わからない!」と思ったら、まずは一つ深呼吸。あとから考えたら答えられる質問だったということも往々にしてあるので、いったん気持ちを落ち着けて、本当に答えられないことなのかどうか考える時間を持つことが大事です。

 

■知ったかぶりをしない

販売員だからといって、商品や素材など何でも知っているわけではありません。次々に新しい商品や素材、デザインが生まれるアパレル業界では、知らないことがあってもおかしくありません。大事なのは、「販売員だから答えられないと恥ずかしい」と知らないことを知っているように話さないこと。間違っている情報をお客様に与えてしまうのは、知らないこと以上に良くないことです。

 

■嫌な顔をしない

知らないことを聞かれて、無意識のうちに困った顔や嫌な顔、面倒くさいなという顔をしてしまうことがあります。お客様は「何か悪いことをしたかな」と思ってしまうので気をつけてください。表情を変えずにいつも通りにお客様の話を受け止め、自分で対応できるなら対応し、そうでないなら他の人に代ってもらいましょう。

 

■知っている人にうまくつなぐ

もし知らないことを聞かれたら「詳しい者を呼んで参ります」「詳しい者に聞いて参ります」と答えて、先輩や仲間にうまくバトンタッチしましょう。スタッフが一人くらい代わっても、お客様はさほど気にしません。誰も分かる人がいない場合は「申し訳ございません、ただいま調べて参ります」とひとこと伝えれば、お客様のほうで「そこまでしなくても大丈夫よ」と言ってくださることもあります。

 

■お客様を巻き込む

コーディネートや着こなしについての質問など、答えが一つでないケースもあります。どのようなアドバイスをしたらいいのか迷う場合には、お客様を巻き込んで一緒に解決策を見つけるという方法もあります。「そうですね、どのようにしたらよいと思いますか?」と率直に尋ね返せば、特に女性のお客様は一緒になって考えてくれます。お客様とのよいコミュニケーションにもなるでしょう。

 

(まとめ)

知らないことは誰にでもありますが、慌てたり嫌な顔をしたりすると、お客様はとても不安になってしまいます。上手にかわす方法を知っておき、スマートに対応できるようにしておいてくださいね。

つらいときでも笑顔になれる気持ちの切り替え方について

 

 

接客業をしていると、さまざまな悩みが生じてつらい気持ちになることもあります。それでも、仕事はしなければなりませんから、気持ちをいかに早く切り替えるかが大事です。そこで、上手な気持ちの切り替え方についてお教えします。

 

■あえて笑顔を作る

人間の気持ちは表情に合せてついてくるものです。嫌な経験をしたからといって、しかめっ面をしていると、いつまでたっても気分が晴れません。そんなときは、スマイルを意識的に作り続けることで、知らない間に気分が晴れてきます。笑えないようなときこそ、笑顔を作るのが効果的です。

 

■体を動かしてみる

スポーツをしたり、ウォーキングをしたり、体を動かしている人のほうが心の病気になりにくいといわれています。体を動かすと血行がよくなり、ほどよい疲労感が出るおかげで睡眠の質が上がったり、無意識のうちに気持ちがリフレッシュできるからだとされています。お店で何か嫌なことがあったときは、いつもよりたくさん動いてみましょう。忙しくしているうちに嫌な気分が薄れてきます。

 

■休憩時間は外に出る

嫌なことがあった場所にいつまでもいると、嫌な気持ちが心から離れにくくなります。移動して場所を変えることで、気分がリフレッシュできますから、お昼休みなどの休憩時間には、お店の外に出てみましょう。公園でランチを食べて散歩すれば、自然と気持ちも落ち着いてくるはずです。

 

■裏方に徹する

つらい気持ちを抱えたままで接客をしても、お客様に伝わってしまいます。お客様と話すことで気分が晴れるなら接客してもよいですが、そうでない場合は、しばらく裏方に徹して仕事をしましょう。バックヤードで忙しく仕事をしているうちに、気持ちの整理がついてきます。

 

■悩みを仲間に打ち明ける

一人で悩みを抱え込んでしまうと、どんどん悪い方向に考えてしまって考えが煮詰まり、なかなか気持ちの切り替えができないものです。一緒に働いている仲間に積極的に相談してみましょう。人に話すだけで心が軽くなることもありますし、仕事のことであれば解決策を知っている人がいるかもしれません。話しているうちに、「そんなに大したことじゃないみたい」と思えるようになっていきます。持つべきものはよい仲間だということを実感できることでしょう。

 

(まとめ)

気分が落ち込むことは誰にでもあります。それでもさっと気持ちを切り替えて、お客様の応対ができるようになれば、プロの販売員です。つらいこと、気持ちが晴れないことがあるときは周りの力も借りつつ、上手に気分転換してくださいね。

簡単そうで難しい?お客様とのアイコンタクトの取り方

 

 

「人と話をするときは、相手の目を見て」といいますが、相手がお客様となると、これがなかなか難しいもの。上手なアイコンタクトのコツを知っておきましょう。

 

■ノンバーバル(非言語)の接客

sアイコンタクトやジェスチャーのような言葉ではないコミュニケーション方法を、ノンバーバル(非言語)のコミュニケーションといいます。よい人間関係を築くには、言葉でのコミュニケーションだけでなく、こうした言葉ではないコミュニケーションも非常に大切だといわれています。

 

■じっと見つめすぎない

話をするときは相手の顔を見てというのは、基本中の基本です。顔を背けたまま、もしくは何かをしながら話を聞くのは絶対にいけません。ただし、だからといって、相手の目をじっと見つめているのも考えものです。威圧的な空気が生まれてしまい、相手は緊張して話しにくくなってしまいます。

 

■ほどよく目を離す

相手に緊張させないためには、適度なタイミングで目を離すのがポイントです。たとえば、話のし始めは目を合わせても、途中で一回は視線を落とす、話終わりは目を反らすなど、さりげなく目を離すようにしましょう。

 

■強調したいときは目を合わせる

逆に、大事な話をしていることを相手にアピールするには、目を合わせることが大事です。しっかり目を見て言うと、言っている内容が相手の頭に入りやすくなりますし、説得力も増します。これだけは伝えたいということがあるときは、目を見ていうようにしましょう。

 

■会話を楽しむ気持ちが大切

目は口ほどにモノを言うといいますが、心の状態は目に表れてしまいます。アイコンタクトをして上手に接客しなければ!と気負ってしまうと、目にも緊張が出てしまうので注意しましょう。義務的に目を合わせているだけというのも、必ずお客様には伝わってしまいます。お客様との会話を楽しむ気持ちがあれば、視線は自然と合うものですし、楽しい気持ちが目にも表れるので、お客様は心地よい気分になれます。

 

■無理に合わせようとしないで

アイコンタクトは、あくまで自然体が大事。無理に相手を見ようとすると、どうしてもギクシャクしてしまいます。苦手だなと思ったら、時々目を合わせるということからスタートしてみてください。じっと見つめられるよりもお客様にとってはストレスが少ないので、まずはここから慣れていくとよいでしょう。

 

(まとめ)

アイコンタクトが上手に取れるようになると、お客様との距離がぐっと縮まります。よい販売員になるためにも、ぜひコツをマスターしてくださいね。

接客に集中するために!仕事を手際よく終わらせるコツとは

 

仕事に手際の良さが求められるのは、会社勤めの方だけでなく、販売員でも同じことです。お客様の接客に十分時間をかけるためにも、仕事をパパッと終わらせることができる工夫をいくつかお教えします。

 

■まず、いったん取りかかってみる

仕事は、実際にやってみたら、当初の想定とは違っていたということが少なくありません。最初の予定よりもずっと時間がかかるかもしれませんし、用意しなければならないものや、上司に確認しなければならないものなどが出てくる場合もあります。ですから、どのくらい時間がかかるのかを把握するためにも、まずは仕事に少し取りかかってみることが大事です。

 

■分からないまま悩まない

仕事が遅い人の特徴として、分からなくなったところが出てくると、あれこれ考えてしまって、そこから先に進めないことがあげられます。これは非常に時間のロスです。まず自分で考えるという姿勢は大切ですし、聞くのは恥ずかしいという気持ちも分かりますが、分からないことは積極的に質問して、どんどんクリアしていくことも大事です。先輩や同僚の力をもっと頼りにしてみてください。

 

■〆切時間を決める

仕事の効率を上げるには、〆切を意識するのも非常に有効です。大人になると、学生時代のように時間制限があるテストを受けることもないので、どうしても時間感覚がゆるくなってしまいます。「○時○分までに終わらせる!」と決めると、どうすればその時間内に終えることができるか、自然と頭で考えるようになります。無駄なことをしなくなるので、必然的に時間短縮ができます。

 

■ちょっと大変な量の仕事をこなしてみる

仕事が速い人は、自分がどのくらいの仕事をどのくらいの時間でこなせるか分かっています。時間を自己管理できるので、限られた時間を使って要領よく仕事をこなすことができているのです。まだ、自分のスピード感が分かっていない人は、仕事を頼まれたときに、与えられた時間よりも5分早く仕事を完了するか、もしくは10%増しの量をこなすようにしてみましょう。100枚の服を30分で並べるという仕事なら、20分で100枚並べるか、30分で110枚の服を並べてみます。こうすることで、自分の現在の能力が分かり、ポテンシャルを高めていくことができます。

 

(まとめ)

いかがでしたか?仕事を手際よくこなすことは、誰でも訓練次第でできるようになります。毎日楽しみながら、少しずつスキルアップしていけば、いつの間にかスピードアップしているに違いありません。

「私は接客が苦手」と感じる人がしている勘違いとは? 

 

私は接客が苦手だと思っている人には、ある強い思い込みがある場合があります。接客が苦手だと思ってしまうと、販売員の仕事がつらくなってしまいます。どんな間違った思い込みがあるのか、チェックしてみてください。

 

■まちがい:接客は生まれつき得意かどうかだ
接客がうまくできないうちは、できる人を見て「生まれつき上手なんだ」と思いがちです。確かに、中には天才的な人もいるのかもしれませんが、ほとんどの人は先輩を真似て試行錯誤しながら経験を積んで、売れる販売員になっていくのです。最初からうまくできる人などいません。

 

■まちがい:自分のことを言ってはいけない
お客様第一だからと、お客様のことだけを話さないと思っている人がいます。しかし、そうではありません。たとえば、お客様が興味を示したカーディガンを自分が身につけていたら、「これは軽くて意外に暖かいので、春先のお出かけにとても重宝しているんですよ」と自分の体験をお話しましょう。

 

■まちがい:とにかく話さなければいけない
一生懸命話しているのにうまく売れないという人に多いのが、こうした思い込みです。接客=話しかけることというのは間違っています。コミュニケーションは話をするだけではありません。たとえば、雨が降る日に試着するお客様には、さりげなく濡れた靴を拭いてあげる、すぐに使うと言ってバッグを購入したお客様には、荷物を入れて差し上げるなど、言葉ではない気遣いをしてもらうほうが、何倍も嬉しく、記憶に残るものです。

 

■まちがい:お客様に買わせるのが接客だ
上手に接客している人を見ると「ああ、売っているな」と思うかもしれません。しかし、買うかどうかを決めるのは最後までお客様です。「売っている」と思うのは、実は「買う気にさせている」というのが正確でしょう。さまざまなコミュニケーションを上手に取りながら、買おうかどうか迷っていたお客様を買う気にさせているのが接客上手な販売員なのです。

 

■まちがい:接客が苦手なのは直らない
いつまでも接客が苦手だと「私はずっとこのままなんだ…」と落ち込んでしまうことがあるかもしれません。でも、毎日工夫してスキルを磨いていけば、いつか必ず上達するものです。むしろ、苦手な頃があるからこそ、努力するので売れるようになるのです。販売のコツはいったん体得すると、売上が急上昇していきます。諦めずにそこまで努力できるかどうかが、上手くなれるかどうかの分かれ目だといえるでしょう。

 

(まとめ)

向いていない、できないというのは思い込みで、誰にでもその人なりの方法で売れる販売員になる可能性があります。毎日少しずつでもいいから工夫や努力をしていけば、きっと目指すすてきな販売員になれるはずです。

難しい?簡単?ブラックを本当におしゃれに着こなすコツ

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何となく格好がつくので着てしまう黒の服。でも、本当にかっこよく着ている人は少ないように思います。店で販売する場合でも、お客様にはぜひ素敵な着こなしを提案したいもの。どんな点に注意すればよいのでしょうか。

 

■オールブラックでも質感を変える

すべて黒の装いは、かっこいいか野暮ったいかのどちらかになってしまうリスクがあります。かっこよく着こなすポイントは、色は同じでも質感が違うものを組み合わせて着ること。デニム、ニット、コットン、起毛素材など異素材を組み合わせることで、べったりした色合いにしないのがコツです。

 

■無地でも柄を変える

黒地でもチェックやストライプが入っていたり、レースがついていたりすると着こなしがワンパターンになりません。遠くから見るとオールブラックでも、近くで見ると柄が入っていてデザイン性がある服を合わせていれば、ファッションセンスを感じさせるコーディネートになります。

 

■アクセントカラーを少し入れる

黒が好きな人はモノトーンが好きな人が多いようです。黒以外に白は加えてもよいと考えているのであれば、白をアクセント的に取り入れましょう。真っ白のTシャツを一枚着れば清潔感のある着こなしになりますし、白のデニムを加えれば都会的で洗練されたコーディネートになります。

 

■デザイン性の高いモダンなアイテムを加える

黒という落ち着いた色味は、多少変わったデザインでも奇抜になりすぎません。黒のコーディネートを単調にしないために、ジャケットなどのアウターにデザイン性の高いものをセレクトするのもおすすめです。

 

■重たく見せない工夫をする

黒は見た目が重くみえてしまう色です。分量が多かったり、重心が下に下がるようなアイテムを着てしまうと暗くて野暮ったくなってしまいます。特に背のあまり高くない人が着る場合は要注意です。オールブラックのコーディネートにするなら、短めのスカートにしたり、フレアスカートなど裾に動きがある服で軽やかに見せます。

 

■透け感のある素材をプラスする

黒を軽やかに見せる方法としては、透け感素材を使うのもおすすめです。いま流行のシフォン素材やレースなどを上手にプラスして、女性らしく柔らかい印象を加えましょう。オーガンジー素材のストールを重ねるのもおしゃれです。

 

(まとめ)

黒のコーディネートはファッションショーなどでも必ずお目見えするくらいおしゃれなものですが、実際に着こなすとなると、なかなか難しいもの。写真や映像を参考にして勉強し、お客様に提案できるようになりましょう。

実はここが違う!声をかけやすい販売員・かけにくい販売員

 

同じお店でも、何となく声をかけやすいスタッフと声をかけにくいなと感じるスタッフがいます。もちろん、声をかけやすいスタッフのほうがお客様から好かれ、お店の売上にも貢献します。両者には、どんな違いがあるのでしょうか。

 

■自然体でいるか

いかにも販売しようという意気込みで近づいてくるスタッフは、お客様も警戒します。声をかけやすいスタッフは、お客様が自然と声をかけたくなる人です。販売員は営業ではなく、あくまで接客が仕事です。構えすぎずに、自然体で店に立つようにしてください。

 

■接客していないときでも表情が明るいか

お客様に接しているときだけスマイルで、そうでないときは仏頂面ではお客様も嫌なものです。気をつけたいのは、自分では無意識のうちに口元がへの字になってしまっているとき。黙っているときやレジを打っているとき、服を整理しているときの自分の表情を一度チェックしてみましょう。

 

■楽しく仕事をしているか

ファッションに携わる仕事が好きで、この業界に入っている販売員はとても多いものです。でも、毎日忙しく仕事に追われている中で、何となく店に立ってしまっていませんか?ぜひ、初心を思い出して楽しく仕事をしましょう。そんな雰囲気は必ずお客様にも伝わります。

 

 

■服の着こなしがすてき

販売員は店の服を着て店に立ちますが、マネキンではなく実際に店員が着て動いている姿は目につきます。「あのスタッフさんの着ているものがすてきだな」と思えば、お客様もつい欲しくなるもの。毎日見られているという自覚を持って、すてきなコーディネートをして店に出ましょう。もちろん、清潔感がある着こなしが大前提です。

 

■よく動いて話している

お客様がスタッフに声をかけやすいのは、スタッフがすぐ近くを通ったとき、近くで他のお客様と話をしているときなどです。店の隅やレジに立っているスタッフのところまで行って、わざわざ声をかけようとは思いません。ですから、店内を動き、お客様がスタッフを必要とするときに、すぐそばにいられるようにします。こちらからは声をかけずに、お客様の近くで服を畳むなど、さりげなくそばにいるだけで十分です。積極的に声をかけるのではなく、そばにいるように気をつけてみてください。きっと、お客様からのお声がけが増えるはずです。

 

(まとめ)

お客様は店の雰囲気を判断するのに、スタッフの様子もチェックしています。声をかけやすいスタッフが多ければ、それだけ雰囲気がよい店ということになりますから、普段から心がけておきましょう。