転職の際の面接での志望動機の答え方に正解はあるのか?
2024年02月28日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
先日、Yahoo!ニュースを読んでいたら、「採用面接のときに『弊社でならなければならない理由』を聞くのはやめたほうがいい」というXユーザーからの投稿に、タレントのマツコ・デラックスさんが「結局さ。なんでもいいんだと思うのよ、面接の時の質問なんて」と書かれているのを読んで、興味を惹かれました。
参考記事→ 「大した人間に」マツコ 採用面接の悩みへの“一喝”に「正論」「その通り」と共感続々
マツコさんの言い分としては、企業が志望動機を聞くのは、その人がどうやって受け答えをするのかを見ているのであって、志望動機を聞きたい訳ではないと言うことです。
以前の記事に書いたことがあるのですが、新卒採用の時は、私も面接したすべての企業から志望動機を質問されました。
関連記事→ 圧迫面接されても受かる人は受かるし受からない人は受からない
就活当時の私もXに投稿したユーザーさんと同じで、「正直、採用されるならどこの会社でもいいので、志望動機なんて答えられる訳がない!」と思っていました。
ですが、いざ就職し、その後会社を退職し、転職活動をする段階になると、この志望動機にどう答えるのかが重要なことに気付いたのです。
就活よりも転職活動のほうが志望動機の答え方は、より一層重要になると私は思います。
転職する際も、採用される率は高くありません。
高くないからこそ、志望動機を質問された際にどのように答えるのかで、採用か不採用かが決まります。
志望動機の前に、面接してもらう会社を事前によく調べておく必要があります。
私も転職活動をする際は、その会社のホームページを読み込み、情報を頭に叩き込んでいました。
例えば、
■何年に設立された会社なのか
■今の社長の名前
■どんな仕事をしているのか
■どんな部署があるのか
などです。
会社によって書かれている内容が違うため、覚える内容に多少の違いはありますが、大まかな沿革は覚えるようにしています。
今は特に情報化社会なので、昔ほど転職先の情報を入手するための苦労はないので助かりますよね。
会社の情報を頭に入れた上で、この会社で自分にできること、どのように自分の技術を活かせるのかを考えていました。
転職活動の場合は、一度は社会人として働いているので、実務経験や仕事でのスキルはある程度身に付いています。
志望動機云々よりも、「私の技術を使って会社の役に立ちたいし、私は絶対にこの会社の役に立ちます!」という思いを面接官に伝えるようにしていました。
もちろん、採用されないことのほうが多かったのですが、中には採用してくれる会社もあり、二度も転職ができたのです。
まったく違う業界に転職した場合もありましたが、その際も「今は役には立ちませんが、後々は絶対にこの会社の役に立ちます」と、かなりの覚悟で面接に挑んでいました。
さすがに今までやったことがない職種になると、ほぼ全落ちでしたが、捨てる神あれば拾う神ありで、採用してくれる会社があり、めでたく転職できたのです。
私もマツコさんと同じ意見で、転職の面接の際は、面接官の質問に対してどのように答えるのかと、事前にどれだけ会社の情報を調べているのかが重要だと思っています。
要は、気を抜かずに面接に挑むことです。
どの面接でも同じだと思いますが、面接官に質問されたことにはすべて答えることです。
志望動機を質問された際の正解は実際にはないと思いますが、面接官からの質問に対して、あなたなりの回答を持っておくことをお勧めします。
そして、面接官との相性や会社との相性もあるため、面接が上手くいっても採用されないところもあれば、採用されるところもあります。
他には、面接の際に採用されやすい身なりや答え方もあると思います。
私も二度ほど採用面接の受付をしたことがあるのですが、ほとんど第一印象で「この人は多分採用されるな」とか「この人は無理だな」というのがわかりました。
身だしなみを整えているのはもちろんですが、私への挨拶や面接を待っている時の姿勢、実際に面接官とのやりとりなどを聞いていると、すぐに採用・不採用がわかります。
以前の記事で書いたように、清潔感は履歴書でも面接でも絶対に必要です。
関連記事→ 履歴書の写真だけで採用・不採用が決まることもある
面接の際に採用されやすい人は、
■暗い人よりも明るい人
■小声で話す人よりもハキハキと話す人
■目を見ずに話す人よりも目を見て話す人
■質問の答えるに詰まる人よりも何でも答える人
という特徴があります。
就職活動も転職活動もどちらも本当に大変ですが、きっとどこかには就職できます。
多くの人は面接が苦手だと思いますが、面接は長くても30分〜1時間ほどで終わるので、あなたの魅力を短い時間で伝えられるように願っています。
ここまでの記事をすべて読めば、転職の際に必要な履歴書の書き方や面接での対応がわかったと思うので、自信を持って大阪マネキン紹介所の求人に応募してくださいね。
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ぶつかり男は女性にぶつかることで日頃のストレスを瞬間的に発散しているだけ
2024年02月21日
大阪マネキン紹介所の現役販売員オマネキ(仮名)です。
突然、女性にぶつかってくる男性のことを通称「ぶつかり男」と呼ぶそうです。
2018年ごろからSNS上で、男性が女性にぶつかっている様子が撮られた動画がアップされ、「ぶつかり男」と名前が付けられるようになったとのことです。
「ぶつかり男」の被害に遭っている女性は、かなり多く、最近何かと話題になっています。
タレントの加藤夏希さんも被害に遭ったそうです。
参考記事→ タレントの加藤夏希も被害!女性にわざとぶつかり、改札も無視…「ぶつかり男」たちの「ヤバすぎる実態」
実際に私も「ぶつかり男」の被害にあったことが2度あります。
1度目は、新今宮駅の南海電車と環状線の改札が合流している結構広い空間があるのですが、南海の改札を出て、環状線の改札に行こうと歩いていると、真っ直ぐ私に向かってすごい勢いで歩いてくるおじさんがいました。
無表情で突進してきて私にもの凄い勢いでぶつかり、去り際に卑猥な言葉を投げかけられ、そのまま去っていきました。身なりは普通のサラリーマンのおじさんでした。
めちゃくちゃ気持ち悪い上に、もの凄い勢いでぶつかって来られたので痛かったし怖かったです。
2度目は、私が電車の中で吊り革を持って立っていたら、隣に立っていた若い男性が駅に停車すると肩が「コツ」っと当たるぐらいでぶつかってきたのです。
最初は「揺れたから当たった?」と思っていましたが、次の駅で止まると、今度は明らかにぶつかってきたのです。
「気持ち悪すぎる」と思い、その男性からかなり離れました。
ですが、また次の駅に止まると、今度はすごい勢いをつけて私の肩に体当たりし、そのまま電車を降り、走って逃げていきました。
私の周りにいた乗客たちも、流石にビックリしていました。
駅の改札付近やホームでの被害が最も多いそうですが、私も被害に遭ったのは全部駅関連でした。
正直、男性に勢いよくぶつかって来られるのは、めちゃくちゃ怖いです。
この記事を読んでいる女性でも被害に遭っている人が多いんじゃないかと思います。
被害に遭った人ならわかると思いますが、完全に男性はわざとぶつかっています。
それも面白半分でぶつかっているというよりは、冗談じゃなく本気でぶつかっています。
私と同じように駅でおじさんにぶつかられた漫画家の田房永子さんの記事を読むと、田房さんは「ぶつかり男」に何度も遭遇したようで、一度はおじさんに抗議したそうです。
参考記事→ 「わざとぶつからないでよ!」駅構内で遭遇した”ぶつかり男”に抗議した衝撃的な結果
抗議した結果、その男性は瞬間的に“怒った男梅”のように顔を真っ赤にしながら、言葉になっていない言葉を発して怒鳴り散らし、最終的に天を仰いで「ア゛ーーーーッ!!!!」と叫んだとのことでした。恐怖ですね。
ぶつかられた女性の話を読んだり、私の実体験から「ぶつかり男」はどういう人物なのかを考えると「日頃のストレスが溜まりまくっていて、それをすれ違った女性にぶつかって瞬間的に発散している男性」ではないかと思います。
駅や道ですれ違う人は、基本的に「その瞬間だけ出会った人」です。
そのため、何かしたところで後腐れがありません。
後腐れがない女性を選んで、わざとぶつかっていると考えられます。
その上、「ぶつかろうかな、どうしようかな」と男性側に迷っている様子が一切ありません。だからと言って「ぶつかってやろう」と覚悟を決めて、ぶつかっている様子もありません。
ほとんど無意識レベルで体が勝手に動いて、女性にぶつかっている感じがします。
多分ですが、本人に「女性にぶつかるのは悪いこと」という認識もないと思います。
要は、梱包材のプチプチを見ると、手で潰したくなる衝動と似ています。
ストレスが溜まっている時にプチプチを見ると、指で一個ずつ潰したり、雑巾搾りのように一気に潰したくなりますよね。
あれと同じ感覚で、ぶつかりやすそうな女性を見ると、体が勝手に動いてぶつかっているのだと思います。衝動に駆られてぶつかっているのです。
プチプチと一緒で、やっている時は瞬間的にストレスを発散できますが、それは瞬間的なもので、すぐに元の状態に戻るはずです。
そのため、女性にぶつかる行動もやめられないでしょうし、女性にぶつかったからと言ってストレスが解消される訳でもありません。
完全に「気の毒な男性」です。
今の世の中は一部の男性にとって、かなり生きづらい時代になっていると思います。
コンプライアンスが厳しいため、会社の中で注意したくても注意もできません。
男女平等やLGBTQなど、多様性の時代と言われているため、昔気質の発言すれば「差別的な人」とみなされるおそれもあります。
熟年離婚は増えに増えているため、家に帰っても奥様に相手にされなかったり、最悪の場合離婚されて一人の場合もあります。
時代の取り残された男性や無敵の人(社会的に失うものが何も無いために、犯罪を起こすことに何の躊躇もない人)が、弱い人に対して暴力を振るい、自分の存在をアピールしているんじゃないかなと私は思います。
多様性の時代と言いながら、男性は女性への差別意識が根強くあるなといつも感じます。
「ぶつかり男」に対する対処方法は、残念ながら現状ではないと思います。
田房さんのように男性に対して抗議をすると、最悪の場合、女性側に危害を加えるおそれもあるため、放っておくしかありません。
女性側は完全にやられ損です。
ただ、社会全体で考えれば、時代に取り残された男性や無敵の人を受け入れるコミュニティや相談所があれば、少しだけ「ぶつかり男」が減るかもしれません。
でも私的に一番良いと思う方法は、男性は「俺は男だ」と思わないことだと思います。要は、男らしさを捨てれば良いのです。
多くの男性と話していて思うのは「男は男らしさに呪われている」ということです。
「俺は男なんだ!」と思えば思うほど、男としてのプレッシャーが増していきますし、「女より男のほうが偉くあらねばならない」という昔ながらの考えに縛られてしまいます。
男らしさを手放すことで、男性はかなり生きやすくなるんじゃないかといつも思います。
女性も男性に対する幻想を捨てて欲しいです。
「男なら女性に奢って当然」「男なら女を養って当たり前」とか「もっと男らしくなって欲しい」など、女性も男性に対して「男らしさ」を求めることが、男性からすればかなりのプレッシャーになっているのです。
今の時代「男らしさ」「女らしさ」にこだわっていると、多様性の時代からどんどん取り残されていきます。
誰もが生きやすい時代はいつの世でも存在しないのです。
誰かが生きやすくなれば誰かは生きにくくなるのは、いつの世でも同じです。
なるべくストレスを溜めないためにも、「らしさ」に囚われずに生きたいですね。
販売員の仕事をしているとたくさんのお客様と接する機会があるため「人って本当にいろんな人がいるんだな」と勉強になります。
いろんな人と出会うことで視野も広がりますし、「私とは違う生き方もあるんだ」と勉強になることも多いため、ぜひ一度販売員のお仕事を経験してみてください。
あなたも多様性の時代を実感できますよ!
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